詐欺メールが開封確認を要求 | ||
スマホやタブレットが普及し増々便利になる私たちが生活する世の中。 それに比例して増えてくるのが悪質な詐欺行為。 このブログエントリーは、フィッシング詐欺メールの注意喚起拡散を目的とし 悪意を持ったメールを発見次第できる限り迅速なご紹介を心掛けています。 もし気が付かずに詐欺サイトログインしてしまった場合は、まず落ち着いてできる限り早く パスワードの変更やクレジットカードの利用停止を行ってください。 | ||
★フィッシング詐欺解体新書★ | ||
マスターカードのメールが『パソコンお助け隊』から?!いつもご覧いただきありがとうございます! 最近、マスターカードに成りすますフィッシング詐欺メールが急に増えた気がしますが 余りに謎過ぎて色々と落書きしてしまいましたが、今回ご紹介するメールはこちらです。 落書きした通りですが、まず差出人に記載のあるメールアドレスのドメインがなぜかマスターカードではなく これでこのメールは間違いなくマスターカードからのものではないことが明らかです。 次に気になるのは、このメールが開封確認を求めていること。 そしてその開封通知の送付先が”amz@fwu229.com”。 更にこのメールにはなぜか発行者欄が2箇所もあって、もうさっぱり意味が分からないメールですよね。 では、このメールを解体し詳しく見ていきましょう! 件名は『[spam] MasterCardカード:不正使用疑惑のセキュリティチェック』 差出人は このメールアドレスは『パソコンお助け隊』さんの物ですが、これも眉唾。 やっぱりウソの上塗りでは、このメールが悪意のあるメールであることを立証していきましょうか!
ここに掲げた”Received”は、ヘッダー内に複数ある”Received”の中で時系列が一番古いもので 末尾の4つに区切られた数字の集まりはIPアドレスと呼ばれるいわばインターネット上の住所や電話番号で ”Received”の前半のドメイン部分は、往々にして偽装されていることが多いものですが、末尾のIPアドレスは このIPアドレスが差出人のメールアドレスのドメインに割当てられているものと一致すれば ※特定電子メール法違反 やる必要も無いような気がしますが、メールアドレスにあった『パソコンお助け隊』さんの 先程も見ていただきましたが、これがドメイン”otasuketai.ne.jp”の登録情報です。 これによると”219.118.216.30”がこのドメインを割当てているIPアドレス。 ”Received”に記載されているIPアドレス”104.168.175.47”は、差出人が利用したメールサーバーの情報で 地図に立てられたピンの位置は、アメリカのシアトル付近。 ここのホスト名欄に”hwsrv-1185169.hostwindsdns.com”とあるので、このIPアドレスには このドメインはアメリカのワシントンの方が申請したようです。 詐欺サイトはアムステルダムで運営では引き続き本文。
このメールは詐欺メールですから詐欺サイトへのリンクが付けられています。 既に『フィッシングサイト』としてしっかりブラックリストに登録済みですね。 このURLで使われているドメインは”83149ib.com” あんまり詳しい情報は得られませんでしたね・・・ 地図に立てられたピンの位置は、オランダにある『アムステルダム大学』付近。 危険だと聞かされると余計に見に行きたくなるのが人間のサガ…(;^_^A マスターカードの詐欺メールは、ログインをさせることなくいつも直接カード情報を問合せてきますね。 まとめマスターカードから直接利用者宛にメールを送ることは絶対にありません。 恐ろしいことに、今、こうしている間にも大量のフィッシング詐欺メールが発信されたくさんの いつものことながら、誤字・脱字・意味不明がありましたらお許しください(^-^; |
こういった詐欺まがいのブラッキーなメールは、本文中のリンクをクリックしないことが大切!
そしてOS付随のセキュリティーは充てにせず、必ず自身でセキュリティーソフトを導入し
防御することが大切です。
丸腰の方、躊躇しないで「ポチっ」としてご安全に!(*^^*)