『詐欺メール』新「【重要】「モバイルSuica」(JR東日本)ご利用の会員IDとサービスについて」と、来た件

迷惑メール
この記事は約7分で読めます。

JR東日本さんもいい迷惑ですよ
※ご注意ください!
このブログエントリーは、フィッシング詐欺メールの注意喚起拡散を目的とし
悪意を持ったメールを発見次第できる限り迅速にをもっとうにご紹介しています。

このようなメールを受け取っても絶対に本文中のリンクをクリックしてはいけません!
リンク先は正規サイトを模した偽のコピーサイトで、フォームにアカウント情報や
クレジットカードの入力させそれらの情報を詐取しようとします。
被害に遭わないために絶対にリンクはクリックせず、どうしても気になる場合は
ブックマークしてあるリンクを使うかスマホアプリを
お使いになってログインするよう
心掛けてください!
また、気が付かずにログインしてしまった場合は、まず落ち着いてできる限り早く
パスワードの変更やクレジットカードの利用停止を行ってください。

「与信失敗」にご注意ください!

週末土曜も容赦してくれないようで、モバイルsuicaに成りすますメールがまた届きました。
今までに同じ件名で2度ほどブログエントリーを書いていますが、その時とは若干本文の内容も
異なるので、新しくエントリーさせていただきます。

モバイルSuicaは、JR東日本が提供する、「おサイフケータイ」対応のIC乗車カードのこと。

そして出ました「与信失敗」
この言葉を使ってGoogle検索してみると、出るわ出るわフィッシング詐欺メールの情報が。
その殆どが「お名前ドットコム」になりしましたもの。

「与信」とは、読んで字の如く「与える信用」
取引先と何らかの取引を行う際に、その代金を回収するまでの間に相手方に対して信用を付与すること。

では、このメールもプロパティーから見ていきましょう。

件名は
「[spam] 【重要】「モバイルSuica」(JR東日本)ご利用の会員IDとサービスについて」
この件名には”[spam]”とスタンプが付けられているので迷惑メールの類です。
このスタンプはスパムスタンプと呼ばれるサーバーからの注意喚起で、これが付いている
ものは全て迷惑メールと判断されたもの。
うちのサーバーの場合注意喚起だけですが、例えばGoogleのGmailサーバーの場合だと
否応なしに「迷惑メール」フォルダーに勝手に保存されるような仕組みもあります。

差出人は
「モバイルSuica <contact@mobilesuica.com>」
mobilesuica.com”は確かに「モバイルSuica」のドメインですが、件名の”[spam]”を見せられた後では
全く信じられませんね。
その辺りを含め、次の項で見ていくことにしましょう。


「さくらインターネット」ユーザーの仕業

では、このメールのヘッダーソースを確認し調査してみます。
ソースから抜き出した「フィールド御三家」がこちらです。

Return-Path: 「<contact@mobilesuica.com>」

Return-Path”は、このメールが何らかの障害で不達に終わった際に返信される
メールアドレスです。
一般的には、差出人と同じメールアドレスが記載されますが、ここは誰でも簡単に
偽装可能なフィールドなのであてにできません。

Message-ID:「<0053e6060162$448c76ac$6b33d320$@pgrxbvq>」

Message-ID”は、そのメールに与えられた固有の識別因子。
このIDは世の中に1つしかありません。
”@”以降は、メールアドレスと同じドメインか若しくはデバイス名が入ります。
ここも偽装可能で鵜呑みにはできません。

Received:「from dfdgd0.mobilesuica.com (ik1-106-59731.vs.sakura.ne.jp [133.242.138.235])」

Received”は、このメールが通過してきた各受送信サーバーが自身で刻む
自局のホスト情報です。
ここに掲げた”Received”はこのメールが最初に通過したサーバーのもの。
すなわち、差出人が使った送信サーバーの自局情報。
記載されている末尾の数字は、そのサーバーのIPアドレスになります。

Received”に”sakura.ne.jp”ってあるので、このメールはまた「さくらインターネット」ユーザーの
仕業ですよ。

まずは、”mobilesuica.com”について情報を取得してみます。
このドメインを割当てているIPアドレスが”Received”に記載されているものと同じなら
差出人のメールアドレスだと認めますが、そうでない場合、特定電子メール法違反となり
処罰の対象とされます。
※特定電子メール法違反
・個人の場合、1年以下の懲役または100万円以下の罰金
・法人の場合、行為者を罰するほか、法人に対して3000万円以下の罰金
さて、どう出るのでしょうか?

157.72.65.130”がこのドメインを割当てているIPアドレス。
Received”に書かれているのが”133.242.138.235”ですから全く異なるので、この方はやはり
アドレス偽装。
しっかり罪を償っていただきましょう!

Received”のIPアドレス”133.242.138.235”は、差出人が利用しているメールサーバーのもの。
このIPアドレスを元にその割り当て地を確認してみます。

ピンが立てられたのは、「東京都千代田区九段」付近です。
このメールは、この付近に設置されたメールサーバーを介して私に届けられたようです。


リンクが偽装されています

では引き続き本文。

この度は、モバイルsuicaをご利用いただきましてありがとうございます。
会員番号 :121733421
───────────────────────────────────
【重要】お支払い情報の更新をお願いします
───────────────────────────────────

与信失敗により、モバイルsuicaの更新手続きが完了できませんでした。
失効を防ぐため、以下URLより現在のお支払い情報をご確認のうえ、
更新をお願いします。

ご丁寧に会員番号まで書いてありますね。でたらめなのに…(笑)

このメールは、フィッシング詐欺メールなので詐欺サイトへのリンクが付けられています。
そのリンクは本文に”https://www.mobilesuica.com/index.aspx”って直書きされています。
このURLをコピーしブラウザに貼り付けてそのまま開くと、本当のモバイルsuicaのログインページが
開きますが、これは偽装。
このリンクをそのままクリックすると、じっつぁいはこのようなURLに接続されます。

このサイトの危険性をトレンドマイクロの「サイトセーフティーセンター」で確認してみます。

おっと、まだ「未評価」のようです。
このような危険なフィッシこの評価を変更していただけるよう申請しておきます。

このURLで使われているドメインは、サブドメインを含め”suica.ortusfk.com
このドメインにまつわる情報を取得してみます。

持ち主は、大手レンタルサーバーの「Xserver」さんの持ち物のようです。

このドメインを割当てているIPアドレスは”45.59.186.91
このIPアドレスを元にその割り当て地を確認してみます。

ピンが立てられのは、第19回冬季オリンピック大会の開催地の「ソルト・レーク・シティ」付近。
この辺りに設置されたウェブサーバーに、リンク先の詐欺サイトは構築されているようです。

安全な方法でリンク先の詐欺サイトに調査目的で訪れてみました。

表示されたのは、モバイルsuicaの偽サイト。
やはり、セキュリティーに遮断されることなく無防備に放置されています。(汗)
とても危険ですので、一刻も早く対処していただきたいものです。


まとめ

JR東日本関係だと「えきねっと」に成りすますフィッシング詐欺メールも多く見られますが、その次に
見られるのがこの「モバイルsuica」への成りすまし。
これはJR東日本さんに対しても大きな営業妨害で良い迷惑ですよね。
詐欺犯も、手を変え品を変えて次々新たな手段を常に考えてきますから気が抜けませんね!

いつものことながら、誤字・脱字・意味不明がありましたらお許しください(^-^;


こういった詐欺まがいのブラッキーなメールは、本文中のリンクをクリックしないことが大切!
そしてOS付随のセキュリティーは充てにせず、必ず自身でセキュリティーソフトを導入し
防御することが大切です。
丸腰の方、躊躇しないで「ポチっ」としてご安全に!(*^^*)

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