『詐欺メール?』Appleから「ご登録いただいているお支払方法による処理ができません。」と、来た件

これも詐欺メール?!
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ついつい感になってしまう私

こういうブログやってると、支払に関わるメールにはものすごく敏感になってしまいます。
このメールは、今日Appleから私の私用メールアドレスに届いたものです。
このアドレスには、ほとんど迷惑メールやフィッシング詐欺メールが届いたことは無いので
不審に思って調べてみることに。

件名は
「ご登録いただいているお支払方法による処理ができません。」
詐欺メールにはとても在りがちな件名ですよね。
仕事用のメールサーバーなら”[spam]”とスタンプが付けられているので迷惑メールだと
一目でわかるのですが、私用のメールサーバーにはその機能がありません。

差出人は
「”iTunes Store” <do_not_reply@itunes.com>」
本物?それとも偽装?…どっちなんだろうか?


本物?偽物?どっち?

それを追求すベく、Appleさんには申し訳ありませんがヘッダーを確認してみました。

Return-Path: 「<do_not_reply@itunes.com>」

Return-Path”は、このメールが何らかの障害で不達に終わった際に返信される
メールアドレスです。
一般的には、差出人と同じメールアドレスが記載されますが、ここは誰でも簡単に
偽装可能なフィールドなのであてにできません。

Message-ID:「<1557942556.80410516.1643169486793@email.apple.com>」

Message-ID”は、そのメールに与えられた固有の識別因子。
このIDは世の中に1つしかありません。
”@”以降は、メールアドレスと同じドメインか若しくはデバイス名が入ります。
ここも偽装可能で鵜呑みにはできません。

Received:「from mdn-txn-msbadger0202.apple.com (17.171.37.29)」

Received”は、このメールが通過してきた各受送信サーバーが自身で刻む
自局のホスト情報です。
ここに掲げた”Received”はこのメールが最初に通過したサーバーのもの。
すなわち、差出人が使った送信サーバーの自局情報。
記載されている末尾の数字は、そのサーバーのIPアドレスになります。

では、この”Received”にあったIPアドレスを使ってそのサーバーの情報を拾ってみます。

「リモートホスト: mdn-txn-msbadger0202.apple.com」と書かれているし
「”Registrant Organization: Apple Inc.」と書かれていいます。

用心深いので”Received”にあったIPアドレス”17.171.37.29”を使って、その位置情報を
拾ってみました。

表示されたのは「アメリカ カリフォルニア州 サンタクララ郡 クパチーノ」
確かAppleの本社は「クパチーノ」
もうこれは間違いなく正真正銘のAppleからのメールで確定ですね。


まとめ

思えば、Appleの支払いに登録してあるクレジットカードが1月で満期でした…(;^_^A
早速アカウントのカード情報を書き換えて一件落着です。
やっぱり、支払いに関するメールはこれくらい用心深くしないとね!

いつものことながら、誤字・脱字・意味不明がありましたらお許しください(^-^;


こういった詐欺まがいのブラッキーなメールは、本文中のリンクをクリックしないことが大切!
そしてOS付随のセキュリティーは充てにせず、必ず自身でセキュリティーソフトを導入し
防御することが大切です。
丸腰の方、躊躇しないで「ポチっ」としてご安全に!(*^^*)

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