『詐欺メール』「ご利用のApple IDがブラウザ上のiCloudへのサインインに使用されました」と、来た件
コイツは大丈夫なヤツ
!ご注意!
当エントリーは迷惑メールの注意喚起を目的とし、悪意を持ったメールをご紹介ししています。
このようなメールを受け取っても絶対に本文中にあるリンクをクリックしないでください!
リンクは当該サイトを装った偽サイトへ誘導で、最悪の場合、詐欺被害に遭う可能性があります。
ですから絶対にクリックしないでください!
どうしても気になると言う方は、ブックマークしてあるリンクを使うかスマホアプリを
お使いになってログインするように心掛けてください!


時間差があるのに信頼していいの?

今朝、前エントリー用にiCloudに保存してある写真が使いたくて1週間ぶりくらいに
行ってみるとサインインを求められた。
忘れた頃にサインインを要求されるので焦るのですが(笑)
間違えることなくきっちり入力しサインインし写真をGET!

すると一息置いてこんなメールが届きます。

安心してください。
これは当然正真正銘正規Appleからのメールです!(笑)
当然ヘッダーの”Return-Path”もメールアドレスと同じ”noreply@email.apple.com”で
”Message-ID”のドメインも”email.apple.com”

ん? ちと待てよ。
このメールを受取ったのは今朝、10月13日AM8:20
でも、本文中には「日付と時刻: 2020年10月12日 16:19 PDT 」って書いてある。
昨日の夜?…
いやいや、何でも怪しむ癖は良くありませんよ(笑)
これは日本とApple本部のあるアメリカのカリフォルニアとは時差が16時間。
日本の方が時刻は進んでいますので、昨日の16時から16時間進むと今朝の8時となります。

じゃヘッダーの”送信日時”に刻まれてる”Mon, 12 Oct 2020 23:20:06 +0000 (GMT)”は?
GMTとは『グリニッジ標準時』…そう、世界標準時刻。
昔習ったヤツでしょ?(笑)
GMTはカリフォルニアより7時間進んでいるので23時から7時間引くと16時!
こういうからくりが隠されているんですね~
因みに余談ですが、東京都はGMTより9時間進んでいますので23時に9時間足すと
8時になりますね(笑)

ちゃんと宛名もわたくしの本名になってます! これ重要!!


ヘッダー情報で本物確認

せっかくだからいつものようにヘッダー情報を使って調べてみます♬

時系列の一番古い”Received”はこちら。

IPアドレスは”17.111.110.124”なのでこれを元に検索。

ふむふむ。
割当てられたドメインは”rn2-txn-msbadger08107.apple.com”
さすがに老舗、ドメイン取得は1987年02月で33年前となっています。
申請者の所在地はカリフォルニア州クパチーノでここはApple社の本部があるところですね。


今回は、本物って分かってて調べてみました。
いつもやっていることが間違ってないのも確認できました。
こういったメールも今後スキルアップのために時々やってみみても良いかもね。
暇な時に…


 

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