地震に便乗した義援金詐欺メール | ||
スマホやタブレットが普及し増々便利になる私たちが生活する世の中。 それに比例して増えてくるのが悪質な詐欺行為。 このブログエントリーは、フィッシング詐欺メールの注意喚起拡散を目的とし 悪意を持ったメールを発見次第できる限り迅速なご紹介を心掛けています。 もし気が付かずに詐欺サイトログインしてしまった場合は、まず落ち着いてできる限り早く パスワードの変更やクレジットカードの利用停止を行ってください。 | ||
使いまわし?能登なの?南海トラフなの?いつもご覧いただきありがとうございます! やっぱりきましたわ。 『このメッセージは迷惑メールだと思われます。』と書いてあるから詐欺メールだと断定。 いわゆるこれは『便乗詐欺』という分類の物ですが…ん?
ありゃま。。。 更には、申し込みは『クレジットカード決済によるオンライン募金』とあるのに、末尾に署名のように振込口座が記載されているじゃん… では、このメールを解体し詳しく見ていきましょう! まず、差出人について。 次に件名について。 メールアドレスは本人のものだけど…では、このメールが悪意のあるメールであることを立証していきましょうか!
ここに掲げた”Received”は、ヘッダー内に複数ある”Received”の中で時系列が一番古いもので 末尾の4つに区切られた数字の集まりはIPアドレスと呼ばれるいわばインターネット上の住所や電話番号で同じ数字の集まりは世界中に1つしかありません。 ”Received”の前半のドメイン部分は、往々にして偽装されていることが多いものですが、末尾のIPアドレスは送信者のデバイスに割当てられたもので偽装することができません。 では、メールアドレスにあったドメイン”service.popvzz.cn”が差出人本人のものなのかどうかを『Grupo』さんで調べてみます。 これがドメイン”service.popvzz.cn”の登録情報です。 ”Received”に記載されているIPアドレスは、差出人が利用したメールサーバーの情報でこれを紐解けば差出人の素性が見えてきます。 代表地点として地図に立てられたピンの位置は、米国のダラス付近。 まとめん~、米国のダラスからイスラエルのプロバイダーを利用して中国のドメインでメールを送る? 恐ろしいことに、今、こうしている間にも大量のフィッシング詐欺メールが発信されたくさんの いつものことながら、誤字・脱字・意味不明がありましたらお許しください(^-^; |
『詐欺メール』日本国際緊急援助委員会から『【義援金受付】2024年 南海トラフ地震災害義援金について』と、来た件
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