『T3サービス』ユーザーを狙った乗っ取り | ||
※ご注意ください! このブログエントリーは、フィッシング詐欺メールの注意喚起拡散を目的とし悪意を持ったメールを発見次第 できる限り迅速にをもっとうにご紹介しています。 このようなメールを受け取っても絶対に本文中のリンクをクリックしてはいけません! リンク先は正規サイトを模した偽のコピーサイトで、フォームにアカウントやクレジットカードの情報を 入力させそれらの情報を詐取しようとします。 被害に遭わないために絶対にリンクはクリックせず、どうしても気になる場合はブックマークしてある リンクを使うかスマホアプリをお使いになってログインするよう心掛けてください! また、気が付かずにログインしてしまった場合は、まず落ち着いてできる限り早くパスワードの変更や クレジットカードの利用停止を行ってください。 | ||
★フィッシング詐欺解体新書★ | ||
使われていないドメイン身に覚えのない『T3サービス』なるところからこのようなメールが届きました。 なんかいつものカゴヤジャパンさんの詐欺メールによく似ていますね。 では、このメールを解体し詳しく見ていきましょう! 件名は『Important update on October 11, 2023, 2:40:28 PM』 差出人は このメール、ベルに返信先として”postmaster@aq.xyz”と言うアドレスも記載されていますね。 これは、ドメインの情報を取得できる『whois.com』でこのドメインを調査した結果です。 ”Received”から差出人を紐解くとでは、このメールが悪意のあるメールであることを立証していきましょうか!
あらら、ここにはまた別の”celeste.fr”なんてフランスの国別ドメインを使ったものが書かれていますね。 ”Received”は、このメールが通過してきた各受送信サーバーが自身で刻む自局のホスト情報です。 というわけで”Received”に記載のIPアドレスは差出人が利用したメールサーバーに割当てられたものなので ※特定電子メール法違反 では、メールアドレスにあったドメイン”colonista.jp”が差出人本人のものなのかどうかを これがドメイン”colonista.jp”の登録情報です。 ”Received”のIPアドレスと全く同じ数字なのでこのメールアドレスはご本人さんのもので ”Received”に記載されている末尾の”83.142.144.104”は、そのサーバーのIPアドレスになり よく見るとホスト名のところに”Received”に記載のあったドメイン”zm-store01.srv.celeste.fr”と そして送信に利用されたのもフランスの『Celeste SAS』と言うプロバイダーです。 位置情報は、IPアドレスを元にしているので、かなりアバウトな位置であることを 代表地点としてピンが立てられたのは、フランスの『Seine-et-Marne』という街付近です。 詐欺サイトは今現在もアメリカで稼働中では引き続き本文。
このメールは詐欺メールですから詐欺サイトへのリンクが付けられています。 既にしっかりブラックリストに登録済みですね。 このURLで使われているドメインは”chinonso.net” アメリカマサチューセッツ州にあるバーリントン(Burlington)で管理されているこのドメインを割当てて 利用されているホスティングサービスはアメリカの『Network Solutions, LLC』 こちらもIPアドレスを元にしているので、アバウトな位置であることをご承知いただいた上で 危険だと聞かされると余計に見に行きたくなるのが人間のサガ…(;^_^A このように『WebMail』と書かれたのログインページが開きました。 まとめこのメールは『T3サービス』ユーザーが対象のものなのでそれ以外の方々には全く無効なものです。 恐ろしいことに、今、こうしている間にも大量のフィッシング詐欺メールが発信されたくさんの いつものことながら、誤字・脱字・意味不明がありましたらお許しください(^-^; |
こういった詐欺まがいのブラッキーなメールは、本文中のリンクをクリックしないことが大切!
そしてOS付随のセキュリティーは充てにせず、必ず自身でセキュリティーソフトを導入し
防御することが大切です。
丸腰の方、躊躇しないで「ポチっ」としてご安全に!(*^^*)