『詐欺メール』『Amazonアカウント認証通知』と、来た件

迷惑メール

相変わらずAmazon多し
※ご注意ください!
このブログエントリーは、フィッシング詐欺メールの注意喚起拡散を目的とし悪意を持ったメールを発見次第
できる限り迅速にをもっとうにご紹介しています。

このようなメールを受け取っても絶対に本文中のリンクをクリックしてはいけません!
リンク先は正規サイトを模した偽のコピーサイトで、フォームにアカウントやクレジットカードの情報を
入力させそれらの情報を詐取しようとします。
被害に遭わないために絶対にリンクはクリックせず、どうしても気になる場合はブックマークしてある
リンクを使うかスマホアプリを
お使いになってログインするよう心掛けてください!
また、気が付かずにログインしてしまった場合は、まず落ち着いてできる限り早くパスワードの変更や
クレジットカードの利用停止を行ってください。

★フィッシング詐欺解体新書★

半夜で12通

Amazonからこんな名のメールが深夜から早朝にかけ12通。

件名の見出しにある『[spam]』が示す通り、このメールは迷惑メールや詐欺メールの類。
自分一人にこんなに送り付けてどうするんでしょうね?

では、こ中から一番新しくて新鮮なものをチョイスして詳しく見ていきましょう!

中身はこんな感じです。

まずはプロパティーから見ていきます。

件名は『[spam] Amazonアカウント認証通知』
ご承知の通り件名欄は、差出人が書き込むものですからいくらでも適当に記入できます。
この件名には”[spam]”とスタンプが付けられているので迷惑メールの類です。
このスタンプはスパムスタンプと呼ばれるサーバーからの注意喚起で、これが付いている
ものは全て迷惑メールと判断されたもの。
うちのサーバーの場合注意喚起だけですが、例えばGoogleのGmailサーバーの場合だと
否応なしに『迷惑メール』フォルダーに勝手に保存されるような仕組みもあります。

差出人は
『”Amazon” <sdasd-ability-@crkw0qouoaf6cmy84m4.com.com>』
皆さんはご存じでしょうか?
この差出人欄は完全に自己申告制で、誰でもウソが書けるフィールド。
ですから、ここは信用できない部分です。

全てもメールを確認したところ、@より後ろのドメイン部分はそれぞれ異なるものの@より前の
アカウント部分はどれも”sdasd-ability-”で共通していたので当然差出人も同じ人間だと思われます。


ソウルから発信

では、このメールが悪意のあるメールであることを立証していきましょうか!
まず、このメールのヘッダーソースにある”Received”を確認し調査してみます。
私が愛用のThunderbirdの場合、『表示(V)』⇒『メッセージのソース(O)』と進むと見られますよ。

Received:『from VM-0-33-centos.localdomain (unknown [43.155.185.211])』

Received”は、このメールが通過してきた各受送信サーバーが自身で刻む自局のホスト情報です。
ここに掲げた”Received”はこのメールが差出人から送信された後最初に通過したサーバーのもので
すなわち差出人が使った送信サーバーの自局情報です。
末尾の4つに区切られた数字の集まりはIPアドレスと呼ばれるいわばインターネット上の住所や電話番号で
同じ数字の集まりは世界中に1つしかありません
でもこの数字の集まりじゃあまりにも煩雑でわかりにくいので、それに文字を割り当て分かり易くした
ものがドメインと呼ばれるものです。

というわけで”Received”に記載のIPアドレスは差出人が利用したメールサーバーに割当てられたものなので
このIPアドレスが差出人のメールアドレスにあるドメインに割当てられているものと一致すれば
メールアドレスの偽装は無かったことが証明されますが、そうでない場合は偽装となり特定電子メール法
違反となり処罰の対象とされます。

※特定電子メール法違反
・個人の場合、1年以下の懲役または100万円以下の罰金
・法人の場合、行為者を罰する

では、メールアドレスにあったドメイン”crkw0qouoaf6cmy84m4.com.com”が差出人本人のものなのかどうかを
調べてみます。

これがドメイン”crkw0qouoaf6cmy84m4.com.com”を割当てているIPアドレスの情報です。
これによると”45.79.19.196”がこのドメインを割当てているIPアドレス。
先程書いた通り本来このIPは”Received”のIPと同じ数字の羅列になるはずですが、それが全く異なるので
このメールのドメインは”crkw0qouoaf6cmy84m4.com.com”ではありません。
これでアドレスの偽装は確定です!

Received”に記載されている末尾の”43.155.185.211”は、そのサーバーのIPアドレスになり
これを紐解けば差出人の素性が見えてきます。
このIPアドレスを元に送信に使われた回線情報とその割り当て地を確認してみます。

送信に利用されたのは、中国深セン市にある『Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited』と
言うプロバイダーです。

位置情報は、IPアドレスを元にしているので、かなりアバウトな位置であることを
ご承知いただいた上でご覧ください。

代表地点としてピンが立てられたのは、隣国の『ソウル』付近です。
このメールは、この付近に設置されたメールサーバーを介して私に届けられたようです。


『Amazon株式会社』は存在しません

では引き続き本文。

【Amazon】お客様のアカウント認証に関する重要なお知らせ
Amazonをご利用いただき誠にありがとうございます。システムによる定期的なチェックの結果、お客様のアカウントについて再認証が必要となりました。【認証手順】
当社の公式ウェブサイトにアクセスしてください

h**s://1012aggs.com/?loginid=0eb463ec11a5277dfb5bdb7f30432014-amazon.co.jp

画面に表示される指示に従い、必要な手続きを完了してください。
【注意事項】
このメールを受信してから24時間以内に認証を完了してください。そうしない場合、お客様のアカウントは一時的に凍結される可能性があります。

ご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございます。今後とも、Amazonはお客様の安全と利便性を第一に考え、より良いサービスを提供するために努力してまいります。

敬具

Amazon株式会社
カスタマーサポート部

(直リンク防止のためURLの一部を変更してあります)

署名部分に書かれている企業名は『Amazon株式会社』
これAmazonを騙る詐欺メールに時々ある特徴ですが、Amazonの正式な企業名は『Amazon株式会社』
ではなくて『アマゾン ジャパン合同会社』です。
自社名を間違えるなんて言語道断ですよね!

このメールは詐欺メールですから詐欺サイトへのリンクが付けられています。
そのリンクは、本文内に直書きさられていて、
そのリンク先のURLとトレンドマイクロの『サイトセーフティーセンター』での危険度評価がこちらです。

既にしっかりブラックリストに登録済みですね。
リンクへ移動してもサイトはブロックされるでしょう。

このURLで使われているドメインは”1012aggs.com

このドメインを割当てているIPアドレスを取得してみます。

このドメインを割当てているIPアドレスは”43.133.5.237
このIPアドレスを元にサイト運営に利用されているホスティングサービスとその割り当て地を確認してみます。

利用されているホスティングサービスは、先程メールのドメイン調査でも出てきた中国深セン市の
『Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited』

こちらもIPアドレスを元にしているので、アバウトな位置であることをご承知いただいた上で
ご覧ください。
今度ピンが立てられたのは『杉並区和泉2丁目公園』付近。
この辺りに設置されたウェブサーバーに、リンク先の詐欺サイトは構築されているようです。

危険だと聞かされると余計に見に行きたくなるのが人間のサガ…(;^_^A
それを承知で、しっかりとセキュリティーの整った環境下で見に行ってみました。

本物そっくりのログインページが開きました。
ここここから先に入力した情報は全て詐欺師に流れてしまいますので要注意です!


まとめ

恐ろしいことに、今、こうしている間にも大量のフィッシング詐欺メールが発信されたくさんの
フィッシング詐欺サイトが作られ消滅していきます。
次から次に新種のメールが届くので常に意識して被害に遭わないようご注意ください。

いつものことながら、誤字・脱字・意味不明がありましたらお許しください(^-^;


こういった詐欺まがいのブラッキーなメールは、本文中のリンクをクリックしないことが大切!
そしてOS付随のセキュリティーは充てにせず、必ず自身でセキュリティーソフトを導入し
防御することが大切です。
丸腰の方、躊躇しないで「ポチっ」としてご安全に!(*^^*)

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