『詐欺メール』「¥294,948 入金確認書」と、来た件

迷惑メール
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自分から自分へ
※ご注意ください!
このブログエントリーは、フィッシング詐欺メールの注意喚起拡散を目的とし
悪意を持ったメールを発見次第できる限り迅速にをもっとうにご紹介しています。

このようなメールを受け取っても絶対に本文中のリンクをクリックしてはいけません!
リンク先は正規サイトを模した偽のコピーサイトで、フォームにアカウント情報や
クレジットカードの入力させそれらの情報を詐取しようとします。
被害に遭わないために絶対にリンクはクリックせず、どうしても気になる場合は
ブックマークしてあるリンクを使うかスマホアプリを
お使いになってログインするよう
心掛けてください!
また、気が付かずにログインしてしまった場合は、まず落ち着いてできる限り早く
パスワードの変更やクレジットカードの利用停止を行ってください。

★フィッシング詐欺解体新書★

愛しい…って

自分から自分宛てにとても怪しいメールが届きました。

「株式会社三菱UFJ銀行から支払いを受け取りました」と書かれています。
普通は、「支払い」じゃなくて「入金」ですよね?
「支払い」だとこちらが払った印象になってしまいます。

では、このメールを解体し詳しく見ていきましょう!
まずはプロパティーから見ていきましょう。

件名は
「[spam] ¥294,948 入金確認書」
微妙に中途半端な金額ですね。
ご承知の通り件名欄は、差出人が書き込むものですからいくらでも適当に記入できます。
この件名には”[spam]”とスタンプが付けられているので迷惑メールの類です。
このスタンプはスパムスタンプと呼ばれるサーバーからの注意喚起で、これが付いている
ものは全て迷惑メールと判断されたもの。
うちのサーバーの場合注意喚起だけですが、例えばGoogleのGmailサーバーの場合だと
否応なしに「迷惑メール」フォルダーに勝手に保存されるような仕組みもあります。

差出人は、「自分」と書かれていてメールアドレスは私のものが記載されていますので
差出人と受取人は同じアドレスとなっています。
皆さんはご存じでしょうか?
この差出人欄は完全に自己申告制で、誰でもウソが書けるフィールド。
ですから、ここは信用できない部分です。


発信サーバーはアメリカポートランドに

では、このメールがフィッシング詐欺メールであることを立証していきましょうか!
まず、このメールのヘッダーソースを確認し調査してみます。
私が愛用のThunderbirdの場合、「表示(V)」⇒「メッセージのソース(O)」と進むと見られますよ。
ソースから抜き出した「フィールド御三家」がこちらです。

Return-Path: ここも私のメールアドレスが記載されていました。

Return-Path”は、このメールが何らかの障害で不達に終わった際に返信される
メールアドレスです。
一般的には、差出人と同じメールアドレスが記載されますが、ここは誰でも簡単に
偽装可能なフィールドなのであてにできません。

Message-ID:「0451525e-9f8c-3387-23af-a53a03f124f9@*****.***」

*****.***”部分には私のメールアドレスのドメインが書かれていました。
Message-ID”は、そのメールに与えられた固有の識別因子。
このIDは世の中に1つしかありません。
”@”以降は、メールアドレスと同じドメインか若しくはデバイス名が入ります。
ここも偽装可能で鵜呑みにはできません。

Received:「from [127.0.0.1] (ip164.ip-51-81-196.us [51.81.196.164])」

Received”は、このメールが通過してきた各受送信サーバーが自身で刻む
自局のホスト情報です。
ここに掲げた”Received”はこのメールが最初に通過したサーバーのもの。
すなわち、差出人が使った送信サーバーの自局情報。
記載されている末尾の数字は、そのサーバーのIPアドレスになります。

「フィールド御三家」の中で一番重要なのは”Received
これを紐解けば差出人の素性が見えてきます。
Received”のIPアドレス”51.81.196.164”は、差出人が利用しているメールサーバーのもの。
まずはこのIPアドレスに何かドメインが割当てられていないかを逆引きして確認してみました。

Received”にもあったようにこのIPには”ip164.ip-51-81-196.u”と言うドメインが割当てられていました。
このドメインの持ち主をWHOIS検索で調べてみると、フランスのクラウドコンピューティング企業の
が申請者であることが判明しました。

次にこのIPアドレスを元にその割り当て地を確認してみます。

IPアドレスを元にしているので、かなりアバウトな位置であることをご承知いただいた上でご覧ください。
ピンが立てられたのは、アメリカオレゴン州ポートランド付近です。
このメールは、この付近に設置されたメールサーバーを介して私に届けられたようです。


入金確認からサーバー乗っ取り?!

では引き続き本文。

愛しい *****@*****.***。

株式会社三菱UFJ銀行から支払いを受け取りました。

支払いを表示するには、ここをクリックしてください。

助成額: ¥294,948。

経験上「愛しい」から始まるメールにロクなメールはありません。
このような書き方するのは、間違いなく差出したのは日本人じゃありません。
このメールは、フィッシング詐欺メールなので詐欺サイトへのリンクが付けられています。
そのリンクは「支払いを表示するには、ここをクリックしてください。」って書かれたところに
張られていて、リンク先のURLがこちらです。

このサイトの危険性をトレンドマイクロの「サイトセーフティーセンター」で確認してみます。

おっと、まだ「未評価」のようです。
このようなフィッシング詐欺サイトがこの評価ではあまりにも危険すぎます。
評価を変更していただけるよう早速申請しておきます。

このURLで使われているドメインは、”themarshallk.com
このドメインにまつわる情報を取得してみます。


申請は、アメリカユタ州プロビデンスと言う街から行われています。

このドメインを割当てているIPアドレスは”192.232.223.72
このIPアドレスを元にその割り当て地を確認してみます。

ンが立てられのは、アメリカマサチューセッツ州Burlington(バーリントン)付近。
この辺りに設置されたウェブサーバーに、リンク先の詐欺サイトは構築されているようです。

トレンドマイクロの「サイトセーフティーセンター」の結果から、おそらくどこのもブロックされる
ことなく無防備に放置されているであろうリンク先の詐欺サイトへ安全な方法で訪れてみました。

開いたのは「WADAX by GMO」と書かれているログインページ。

これは「ActiveMail」と言うメールサーバーのコントロールパネル。
そんなところにログインさせてどうやって入金確認させるのでしょうかね?(笑)

どうやら差出人は、サーバーの乗っ取りが目的だったようですね。


まとめ

サーバー管理者でもない一般の人間に、このような入金確認メールを送ったってサーバーなんて
乗っ取れるはずがありません(笑)

でも恐ろしいことに、今、こうしている間にも大量のフィッシング詐欺メールが発信されたくさんの
フィッシング詐欺サイトが作られ消滅していきます。
次から次に新種のメールが届くので常に意識して被害に遭わないようご注意ください。

いつものことながら、誤字・脱字・意味不明がありましたらお許しください(^-^;


こういった詐欺まがいのブラッキーなメールは、本文中のリンクをクリックしないことが大切!
そしてOS付随のセキュリティーは充てにせず、必ず自身でセキュリティーソフトを導入し
防御することが大切です。
丸腰の方、躊躇しないで「ポチっ」としてご安全に!(*^^*)

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