『詐欺メール』「【大切なお知らせ】えきねっとアカウントの自動退会処理について」と、来た件

同じ内容を何度も何度も
※ご注意ください!
このブログエントリーは、フィッシング詐欺メールの注意喚起拡散を目的とし
悪意を持ったメールを発見次第できる限り迅速にをもっとうにご紹介しています。

このようなメールを受け取っても絶対に本文中のリンクをクリックしてはいけません!
リンク先は正規サイトを模した偽のコピーサイトで、フォームにアカウント情報や
クレジットカードの入力させそれらの情報を詐取しようとします。
被害に遭わないために絶対にリンクはクリックせず、どうしても気になる場合は
ブックマークしてあるリンクを使うかスマホアプリを
お使いになってログインするよう
心掛けてください!
また、気が付かずにログインしてしまった場合は、まず落ち着いてできる限り早く
パスワードの変更やクレジットカードの利用停止を行ってください。

★フィッシング詐欺解体新書★

相変わらず続くえきねっとアカウントの自動退会処理

最近また「えきねっと」騙りが増えてきているように感じますがいかがでしょうか?
昨日もまた、このように「大切なお知らせ」と付加し少しだけ件名を変更して送り付けてきました。

本文の内容は、今までに何度も受け取ったものと同じで、サービスのリニューアルに伴い
会員規約が更新され、2年以上ログインの無い会員のアカウントは自動退会されるというもの。
確か初めてこの内容のメールを受け取ったのが2が連続して続く2022年02月22日でしたから
そろそろ犯とぢが過ぎようとしています。

では、このメールを解体し詳しく見ていきましょう!
まずはプロパティーから見ていきましょう。

件名は
「[spam] 【大切なお知らせ】えきねっとアカウントの自動退会処理について #3067-5773813」
ご承知の通り件名欄は、差出人が書き込むものですからいくらでも適当に記入できます。

括弧内を少しだけ変えたり、末尾に連番を付けたりして同じ内容を何度も何度も送り付けてくるので
かなり悪質です。

この件名には”[spam]”とスタンプが付けられているので迷惑メールの類です。
このスタンプはスパムスタンプと呼ばれるサーバーからの注意喚起で、これが付いている
ものは全て迷惑メールと判断されたもの。
うちのサーバーの場合注意喚起だけですが、例えばGoogleのGmailサーバーの場合だと
否応なしに「迷惑メール」フォルダーに勝手に保存されるような仕組みもあります。

差出人は
「えきねっと <eki@sxlvzhou.com>」
皆さんはご存じでしょうか?
この差出人欄は完全に自己申告制で、誰でもウソが書けるフィールド。
ですから、ここは信用できない部分です。

「えきねっと」さんには、”eki-net.com”って正規ドメインをお持ちです。
正規ドメインが有るのにそれ以外のこのようなでたらめなドメインを使ったメールアドレスで
ユーザーさんにメールを送るなんて信用問題に関わる大きな問題です。


発信元サーバーはアトランタにあり

では、このメールがフィッシング詐欺メールであることを立証していきましょうか!
まず、このメールのヘッダーソースを確認し調査してみます。
私が愛用のThunderbirdの場合、「表示(V)」⇒「メッセージのソース(O)」と進むと見られますよ。
ソースから抜き出した「フィールド御三家」がこちらです。

Return-Path: 「eki@sxlvzhou.com」

Return-Path”は、このメールが何らかの障害で不達に終わった際に返信される
メールアドレスです。
一般的には、差出人と同じメールアドレスが記載されますが、ここは誰でも簡単に
偽装可能なフィールドなのであてにできません。

Message-ID:「202208111450245881245@sxlvzhou.com」

Message-ID”は、そのメールに与えられた固有の識別因子。
このIDは世の中に1つしかありません。
”@”以降は、メールアドレスと同じドメインか若しくはデバイス名が入ります。
ここも偽装可能で鵜呑みにはできません。

Received:「from mail4.sxlvzhou.com (mail4.sxlvzhou.com [192.3.62.120])」

Received”は、このメールが通過してきた各受送信サーバーが自身で刻む
自局のホスト情報です。
ここに掲げた”Received”はこのメールが最初に通過したサーバーのもの。
すなわち、差出人が使った送信サーバーの自局情報。
記載されている末尾の数字は、そのサーバーのIPアドレスになります。

では、”Received”にあったドメイン”mail4.sxlvzhou.com”について調べてみます。

192.3.62.120”がこのドメインを割当てているIPアドレス。
い”Received”のIPアドレスと同じですからアドレス偽装はありません。

「フィールド御三家」の中で一番重要なのは”Received
これを紐解けば差出人の素性が見えてきます。
Received”のIPアドレス”192.3.62.120”は、差出人が利用しているメールサーバーのもの。
このIPアドレスを元にその割り当て地を確認してみます。

IPアドレスを元にしているので、かなりアバウトな位置であることをご承知いただいた上でご覧ください。

ピンが立てられたのは、アメリカのアトランタ付近です。
このメールは、この付近に設置されたメールサーバーを介して私に届けられたようです。


あぶり出しのように見えない文字が浮き出した!

では引き続き本文を見ていきます。

下の図は、このメールの表示法を一般的なHTML形式からテキスト形式に切換えてみたもの。
イエローにマーキングしてある箇所は、HTMLでは表示されていなかった部分。
それぞれ理解できる内容なので「ワードサラダ」ではなさそうですが、ああぶり出しのように
浮き出てきたので気持ちの良いものではありません。(;^_^A

このメールは、フィッシング詐欺メールなので詐欺サイトへのリンクが付けられています。
そのリンクは、本文に直書きれていますが、使われているドメインが”eki-net.com”と本家のもの。

おかしいなと思いクリックしてみるとポップアップが表示され、やはりンク偽装が施されていました。

本当のリンク先のURLはこのようになっていました。

このサイトの危険性をトレンドマイクロの「サイトセーフティーセンター」で確認してみます。

おっと、まだ「未評価」のようです。
このようなフィッシング詐欺サイトがこの評価ではあまりにも危険すぎます。
評価を変更していただけるよう早速申請しておきます。

このURLで使われているドメインは、サブドメインを含め”www.eki.sbccin.shop
このドメインにまつわる情報を取得してみます。

登録者は、アリゾナ州フェニックスに本社を置くアメリカのインターネットドメインレジストラおよび
Webホスティング会社の「NameSilo」
リンク先サイトの管理者はこの会社にドメインの取得管理を依頼したようです。

このドメインを割当てているIPアドレスは”172.86.125.58
このIPアドレスを元にその割り当て地を確認してみます。

ピンが立てられのは、詐欺サイトのメッカ、ロサンゼルス近郊のリトルトーキョーに程近い場所。
フィッシング詐欺サイトは、この付近に密集しています!
この辺りに設置されたウェブサーバーに、リンク先の詐欺サイトは構築されているようです。

安全な方法でリンク先の詐欺サイトに調査目的で訪れてみました。

開いたページには「このサイトにアクセスできません、localhost で接続が拒否されました。」と
書かれています。
localhost”とは自局の事で、簡単に言えば、あなたが今このサイトを見ているスマホやPCの事。
そんなところにウェブサイトなんて構築していないからアクセスなんてできるはずがありません。

詐欺サイトは、捜査の手が及ぶのを恐れ、えてしてこのように時々姿をくらまします。
こうすることで少しでも捜査の手から逃れようとしているのです。
先程ご覧いただいた通り、IPアドレスとドメインは紐づけされたままなのでサイトは簡単に
復活することが可能な状態です。


まとめ

この「えきねっと」に成りすますフィッシング詐欺メールは、まだまだ続くのでしょうね。
本当の「えきねっと」サイトに行ってみると、ちゃんと「注意喚起」れていました。
ほんと良い迷惑ですよね!

恐ろしいことに、今、こうしている間にも大量のフィッシング詐欺メールが発信されたくさんの
フィッシング詐欺サイトが作られ消滅していきます。
次から次に新種のメールが届くので常に意識して被害に遭わないようご注意ください。

いつものことながら、誤字・脱字・意味不明がありましたらお許しください(^-^;


こういった詐欺まがいのブラッキーなメールは、本文中のリンクをクリックしないことが大切!
そしてOS付随のセキュリティーは充てにせず、必ず自身でセキュリティーソフトを導入し
防御することが大切です。
丸腰の方、躊躇しないで「ポチっ」としてご安全に!(*^^*)

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