【週刊まとめ】8月16日〜21日、届いた973通の詐欺メール ― Amazonが過半数、ANA・自社ドメインなりすましも継続

| 観測期間 | 2026年8月16日(日)〜8月21日(金) |
| 確認件数 | 973通 |
| 前回比 | 997通 → 973通(▲24通・約2.4%減/観測日数は7日→6日) |
| 最多カテゴリ | Amazon偽装(496通・51.0%) |
今週はメール全体の半分以上がAmazonの偽装でした。「自分は届いていないから大丈夫」と油断せず、家族・ご高齢の親御さんにも一声かけてあげてください。
■ カテゴリ別内訳
Amazon偽装 496通(51.0%)
ANA/マイル系 131通(13.5%)
自社ドメインなりすまし(KAGOYA偽装) 117通(12.0%)
Apple系(iCloud・Apple Music等) 105通(10.8%)
その他(KAGOYA本体・セゾン/UC・JCB・三井住友・Sharefile・DHL・Pairs・高級ブランド偽物 等) 124通(12.7%)
※件数・構成比は複数のスクリーンショット→CSV変換ツールを突き合わせて算出した推計値です。実数と多少異なる場合があります。
■ 今週の注目トピック
① Amazon偽装が過半数を占める圧倒的なボリューム
「本人確認」「コード発行」「荷物のお受け取り」などを口実にしたAmazon偽装が496通と、今週確認された詐欺メールの半分以上を占めました。件名や文面を微妙に変えたバリエーションが大量に確認されており、1通だけを見て安心せず、Amazonからの連絡は必ず公式アプリで確認する習慣をつけることが重要です。
② ANA「マイル失効」系がANA/マイル系の大半を占め継続
「マイルを失効させないでください」という件名のバリエーションが今週も多数確認されました。件名の言い回しをわずかに変えた連続送信が特徴で、同じ文面が何通届いても、正規のANAからの通知かどうかは公式サイト・公式アプリでしか確認できません。
③ 自社ドメイン宛て「KAGOYA」なりすましが今週も高水準
運営者が管理するドメイン宛てに、KAGOYAのアカウント休止を装うなりすましメールが117通確認されました。これは以前の記事でも取り上げた波状攻撃の継続で、特定のドメインを狙い撃ちにした総当たり的な送信が今も続いていることを示しています。個別のメールアドレスや宛先ドメインは公開しておりませんが、同様の手口は一般の利用者にも届く可能性があるため、KAGOYAをはじめレンタルサーバー会社を名乗るメールは特に注意してください。
④ Apple系(iCloud・Apple Music・App Store等)も高水準を維持
Apple ID・Apple Music・App Store・Apple Payなど、Apple関連の複数のサービスを装ったメールが合計105通確認されました。差出人表示だけを見て「Appleからの正規メールだ」と判断するのは危険です。
■ 注意点と対処法
- 本文中のリンクは絶対にクリックしない:Amazon・ANA・Appleいずれのケースも、正規の確認は公式アプリ・公式サイトのブックマークから行ってください。
- 件名や文面が「見覚えのある」形でも油断しない:同じ文面のバリエーションが繰り返し送られてくるのが今週の特徴です。慣れてしまうことが一番の危険です。
- レンタルサーバー会社を名乗るメールは特に警戒を:KAGOYA以外のホスティング会社を装うケースも今後増える可能性があります。管理画面へは必ずブックマークからアクセスしてください。
- 公式の注意喚起ページも参考に:Amazon フィッシング詐欺にご注意ください / ANA フィッシング詐欺にご注意ください
本レポートの結論
今週はAmazonを騙るメールが過半数を占め、ANA・自社ドメイン宛てのKAGOYAなりすまし・Appleも高水準で継続するという結果になりました。1通だけを見て「今回は大丈夫だった」と安心せず、身近な人にもこの記事のURLを共有して注意を呼びかけてください。
Data Provided by Heartland-Lab Security Research Unit
集計期間:2026年8月16日(日)〜8月21日(金) 確認件数:973通
参考:IPA 情報セキュリティ安心相談窓口 / フィッシング対策協議会















