★フィッシング詐欺解体新書★ | |||
スマホやタブレットが普及し増々便利になる私たちが生活する世の中。 それに比例して増えてくるのが悪質な詐欺行為。 このブログエントリーは、フィッシング詐欺メールの注意喚起拡散を目的とし 悪意を持ったメールを発見次第できる限り迅速なご紹介を心掛けています。 もし気が付かずに詐欺サイトログインしてしまった場合は、まず落ち着いてできる限り早く パスワードの変更やクレジットカードの利用停止を行ってください。
いつもご覧くださりありがとうございます! ・当サイトでは、今の観点から不審なメールであるかどうかを解析して行きます。
できる限り分かりやすく説明していいます。 | |||
難しい言葉を並べて立ててリンクに誘い込む今回は、『Amazon』に成り済ます不審なメールのご紹介となります。
『不完全なプロファイルにより、システムは残念ながら高リスクのアカウントに設定』って、なんだか翻訳された文章みたいで理解するのに時間が掛かりそうです。 件名の見出しを確認この件名の見出しには”[spam]”とスタンプが付けられているので迷惑メールの類です。 メールアドレスのドメインを確認送信者として記載されているメールアドレスのドメイン(@より後ろ)は『service.ltwuv.cn』 では、送信者の素性が分かるメールヘッダーの『Receivedフィールド』から情報を探ってみます。
このドメイン『』に関する詳しい情報を『Grupo』さんで取得してみます。 ReceivedフィールドのIPアドレスと合致しているので、このメールの送信者は自身のメールアドレスを隠すことなく利用してこのメールを送信してきたことが分かります。 このReceivedフィールドの末尾にあるIPアドレスからメールの発信地を導き出してみると、米国イリノイ州にあるエルクグローブビレッジ(Elk Grove Village)付近であることが分かりました。 この地図を見るのは3回連続ですね! 宛名を確認このメールには、冒頭に宛名がありません。
リンク先のドメインを確認さて、本文の『■ご利用確認はこちら』と書かれた部分に付けられた詐欺サイトへのリンクですがURLは以下の通りです。 先程と同様にこのドメインに関する詳しい情報を『Grupo』さんで取得してみます。 利用したレジストラは異なるものの、やはりこのドメインも先程と同じ方が取得されていますね。この割り当てているIPアドレスからそのロケーション地域を調べると、やっぱりカナダのトロント市庁舎付近でした。 リンクを辿ってみると、このようなページがどこからもブロックされることなく無防備に放置されていました。 これ、Amazon の偽サイトにおける共通事項なのですが、『初めてAmazonをご利用ですか?』の下にある『次に進む』と書かれた白いボタン。 当然、ここにIDとパスワードを入力してログインボタンを押してしまうとその情報は詐欺犯に把握され不正ログインが可能となります。 | |||
まとめ恐ろしいことに、今、こうしている間にも大量のフィッシング詐欺メールが発信されたくさんの いつものことながら、誤字・脱字・意味不明がありましたらお許しください(^-^; |