今度は信金に触手を | ||
多分あなたは、このメールに不信感を持ち検索されてここにいらっしゃった方かと思います。 ご心配でご不安したよね? でもご安心ください、このメールは、詐欺メールですから削除してしまって結構です! これでほっとされたのなら、お役に立てて何よりです。 このメールについて更にもっと詳しく知りたいと言う奇特な方、恐らく10分以内に読み終われると思いますので、お時間が許しましたら最後まで是非お読みください。 スマホやタブレットが普及し増々便利になる私たちが生活する世の中。 | ||
『協会』なのに『当社』いつもご覧くださりありがとうございます! 週末、メールを放置していたらなんと受信メールが400通以上でその殆どがAmazonやヤマト運輸を騙る悪質なメールばかり…(;´Д`) さてそんな中から今回ご紹介するのはこちらのメール。 『信用金庫』なんて抽象的な差出人名が書いてありますが、これ全国の信用金庫を束ねる一般社団法人『全国信用金庫協会』を騙ったもの。 では、このメールを解体し詳しく見ていきましょう! 件名は『[spam] 【信用金庫】お客さま情報等の確認について』 差出人は『”信用金庫” <no-reply@kaiyun-1914.com>』 発信地は東京都港区では、このメールが悪意のあるメールであることを立証していきましょうか!
ここに掲げた”Received”は、ヘッダー内に複数ある”Received”の中で時系列が一番古いもので 末尾の4つに区切られた数字の集まりはIPアドレスと呼ばれるいわばインターネット上の住所や電話番号で同じ数字の集まりは世界中に1つしかありません。 ”Received”の前半のドメイン部分は、往々にして偽装されていることが多いものですが、末尾のIPアドレスは送信者のデバイスに割当てられたもので偽装することができません。 このIPアドレスを元に送信に使われた回線情報とその割り当て地を『IP調査兵団』さんで確認してみます。 おや、この付近地図は詐欺メール調査では初めてじゃないかと思います。 香港で運営されているサイトは現在一時的に接続不可では引き続き本文。
※直リンク防止のためリンクのURLの一部の文字を変更してあります。 このメールは詐欺メールですから詐欺サイトへのリンクが付けられています。 既に『フィッシングサイト』としてしっかりブラックリストに登録済みですね。 このURLで使われているドメインは”sdslzj.com” このドメインを割当てているIPアドレスは”202.79.172.39” 代表地点として地図に立てられたピンの位置は、香港の上環(Sheung Wan)付近。 リンク先を訪れてみると、そこは『502 Bad Gateway』と書かれたエラーページでした。 まとめ恐ろしいことに、今、こうしている間にも大量のフィッシング詐欺メールが発信されたくさんの いつものことながら、誤字・脱字・意味不明がありましたらお許しください(^-^; |
『詐欺メール』『【信用金庫】お客さま情報等の確認について』と、来た件
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