『MyEtherWallet』の詐欺メールが再流行? | |||
スマホやタブレットが普及し増々便利になる私たちが生活する世の中。 それに比例して増えてくるのが悪質な詐欺行為。 このブログエントリーは、フィッシング詐欺メールの注意喚起拡散を目的とし 悪意を持ったメールを発見次第できる限り迅速なご紹介を心掛けています。 もし気が付かずに詐欺サイトログインしてしまった場合は、まず落ち着いてできる限り早く パスワードの変更やクレジットカードの利用停止を行ってください。 | |||
★フィッシング詐欺解体新書★ | |||
カタカナ多用でなかなか内容が頭に入ってこないいつもご覧いただきありがとうございます! 2021年頃に大流行したフィッシング詐欺メールに仮想通貨のウォレットの『MyEtherWallet』を そのメールがこちらです。 カタカナ多用でなかなか内容が頭に入ってこないですが、書いてあるのは、エアドロップボーナスとやらが
と言うことは、私は、指定された条件を満たしたってこと? ってなことで、今回もこのメールを解体し詳しく見ていきましょう! 件名は『[spam] 【重要】無料でトークンがもらえるイベント』 差出人は ここで出てくる『bitFlyer』とは、日本の暗号資産(仮想通貨)取引所とのこと。 怪しいドメインが現れるでは、このメールが悪意のあるメールであることを立証していきましょうか!
なんか『bitFlyer』とは全く異なる”dynamic-ip.hinet.net”なんてドメインが見えてきましたよ! ここに掲げた”Received”は、ヘッダー内に複数ある”Received”の中で時系列が一番古いもので 末尾の4つに区切られた数字の集まりはIPアドレスと呼ばれるいわばインターネット上の住所や電話番号で ”Received”の前半のドメイン部分は、往々にして偽装されていることが多いものですが、末尾のIPアドレスは このIPアドレスが差出人のメールアドレスのドメインに割当てられているものと一致すれば ※特定電子メール法違反 では、メールアドレスにあったドメイン”bitflyer.com”が差出人本人のものなのかどうかを これがドメイン”bitflyer.com”を割当てているIPアドレスの情報です。 今度は逆に”114.26.35.93”にドメインが割り当てられているか調べてみると、このような結果が出ました。 このIPアドレスにはやはり”Received”に記載のあった”dynamic-ip.hinet.net”というドメインが この”dynamic-ip.hinet.net”というドメイン、記憶にあったのでサイト内を検索してみると 『詐欺メール』続「LINE緊急問題」と来た件 何が緊急問題だか... 3連休明けのメールボックスには、クソメールが4つ 連休明けのメールチェックは怖ろしくもあり楽しみでもあったりする(笑) そして今朝の受信箱はうれしいことに?だらけ…(;´Д`) 「LINEにご登録のアカウント」が2つ... この時もこのドメインについて検索していましたが、現在も”dynamic-ip.hinet.net”について検索すると 利用したプロバイダーも『中華電信』では気を取り直して先に進みましょう! 地図に立てられたピンの位置は、台湾の台中付近。 リンク先は英語ばかりで…では引き続き本文。
このメールは詐欺メールですから詐欺サイトへのリンクが付けられています。 既に『フィッシングサイト』としてしっかりブラックリストに登録済みですね。 このURLで使われているドメインは”www.myetherwallata.org”
このドメインは、匿名でドメイン申請を代行することで知られる『PrivacyGuardian.org』に 地図に立てられたピンの位置は、シンガポールの奥深くにある山中。 危険だと聞かされると余計に見に行きたくなるのが人間のサガ…(;^_^A すると開いたのは『MyEtherWallet』と書かれたこのような英語のページ。 本物の『MyEtherWallet』のオフィシャルサイトと比較しても全く見分けがつきません。 まとめ恐ろしいことに、今、こうしている間にも大量のフィッシング詐欺メールが発信されたくさんの いつものことながら、誤字・脱字・意味不明がありましたらお許しください(^-^; |
こういった詐欺まがいのブラッキーなメールは、本文中のリンクをクリックしないことが大切!
そしてOS付随のセキュリティーは充てにせず、必ず自身でセキュリティーソフトを導入し
防御することが大切です。
丸腰の方、躊躇しないで「ポチっ」としてご安全に!(*^^*)