『知っトク!』詐欺メールを見抜く方法①「宛名」編

日に日に巧妙になるフィッシング詐欺

まず、冷静になる事

久々に”件”がつかないタイトルでエントリーします^^;
毎日毎日、1日たりとも漏らすことなく届くフィッシング詐欺メール。
今朝のメールボックスもこんな感じ、これが日常です…(汗)

既に分かっているタイトルのメールなら「ああ、また来てるわ」と気にすることなく
ゴミ箱へ”ポイ”となるのですが、初めて見るタイトルのメールだと、一瞬”あれ?!”
っと思うこともしばしば。
書いてある内容はユーザー心理を突いた脅しのような内容なので「もしかして?」なんて
思う事もあります。(^^;

そんな時は一旦冷静になり、メールのヘッダーソースを分析したり本文の表示形式を
切替えたりして正規のメールなのかそれともブラックなメールなのかを判断します。

このサイトではこれまでに160を超える”詐欺メール”や”迷惑メール”のEntryを
書いてきました。
そのノウハウを生かし「詐欺メールを見抜く方法」として数回にわたりそのテクニックを
ご紹介したいと思います。
こんなメールが届いたけど本物のメールか詐欺メールか判断がつかないと言う方は
是非ご活用いただければと思います(*^^*)


本文の宛名を確認

そんなフィッシング詐欺メールで一番大きのが上の画像にもあるように”LINE”を
騙ったもの。
あくまで”私の所に届くメール”という注記付きですが…

タイトルは『LINEにご登録のアカウント(名前、パスワード、その他個人情報)の確認』
もう、このタイトルなら間違いなく”詐欺メール”です。
解説するのも面倒なので「あ」も「す」も言わずに直ぐにゴミ箱へ直行してください。
全く同じようなタイトルで以下のようなものもあります。
『Аmazon. co. jp にご登録のアカウント(名前、パスワード、その他個人情報)の確認』
タイトルも本文も”A”だけ全角なのが特徴的なメールでこれも200%詐欺です。

そして”LINE”の次に多いのが”Amazon”を騙る”詐欺メール”。
『お支払い方法の情報を更新してください。』とか
『Amazonアカウントは一時的にロックされています』など
ユーザー心理を突く件名で、日付や時間など期限を区切って、この時間までに
アカウント情報を更新しないと登録を外すなどとほとんど脅しのような内容で
送られてきます。

これらのメールを読んで気付くのは本文の文頭にある”宛名”

よく見ると『Amazonお客様』と書いてあります。
これ詐欺メールの一つの特徴で、送り主はこちらの情報として知りえるのはどこかで
拾ってきたEメールのアドレスのみ。
故に文頭の宛名が無かったり、このように抽象的な宛名になってしまうのです。
それ証拠に、正規アマゾンからのメールは、注文確認や案内に至るまで全てのメールで
文頭にアカウント名や登録した際の氏名が宛名として書かれています。


メールアドレスって様々なサイトで気軽にフォーム入力してしまうのでその名簿なんて
詐欺集団にきっと大量に流れているんだと思います。

今回は”宛名”に絞ってご紹介しましたが他にもたくさんの判断基準がありますので
時間の許す時に綴っていこうと思います。

 

こういった詐欺まがいのブラッキーなメールは、本文中のリンクをクリックしないことが大切!
そしてOS不随のセキュリティーは充てにせず、必ず自身でセキュリティーソフトを導入し
防御することが大切です。
丸腰の方、躊躇しないで「ポチっ」としてご安全に!(*^^*)

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