若き頃のあの夏と今年の夏の名古屋の気温を比較してみた件

若き頃のあの夏と今年の夏の名古屋の気温を比較してみた件

エアコン無しで平気だったんだよね~

今記事は少し長くなります。
記録的な猛暑が続きますね。
突然ですが、思い起こせば昭和時代のまだ若かった頃、暑い暑いって言うものの真夏でも夜間は当たり前にエアコン無しで扇風機のみで過ごしたものでした。
車だって軽自動車はトラックなどエアコンはオプションの時代。
名古屋なんか地下鉄だってクーラー無いから窓開けて走ってたなぁ~
と、言うわけで立秋が過ぎたのを機に、今回は私がバリバリだった1982年の夏と、今年の夏の名古屋の気温を夏休みの自由研究の如く比較してみることにしました。
まずは、1982年の7月と8月の気温をGooから拝借

1982年、名古屋での梅雨明けは7月30日。
天気を見ると梅雨明けの後もぐずついていたようですね。
しかし、一見するだけで現在との気温の相違がどのくらいかわかりますよね。


では、今度は同じように2018年の7月と8月8日までの気温をGooさんより拝借。


今年の名古屋の梅雨明けは7月9日。
ほぼほぼ安定した天気が続いています。


続いてもう少し詳しい情報を気象庁より拝借。(文字が小さいので拡大してご覧ください)

1982年7月

1982年8月


続いて今年。

2018年7月

2018年8月


そして、両年の平均温度などを比較してみると。

一番比較しやすいのは単純に最高気温。
7月の最高気温は2018年の方が約7℃上昇8月は4.4℃上昇。
最低気温も7月が5.5℃上昇、8月は5.6℃。

これって、やばいんじゃない?
どれ一つとっても25%程度の上昇率ですよ!

あと、降水量。
7月はあまり変わりませんが、8月。
これだけ日射が多かったって事で、湿度が2018年の方が少ないのもうなずけます。
確かに思い返してみると、今年は真夏に乾燥注意報複数回出てました。
普段の名古屋の夏なら南からの海風が多く、湿度が高く蒸し暑い日が多いはずです。
これは、サブハイと呼ばれる本来なら日本の東にある太平洋高気圧が、今年は日本列島の西にあり、
東海地方にとっては、日中に気温の上がりやすい北及び北西風が吹き、フェーン現象が発生したためと思われます。

フェーン現象とは、風上側の湿った暖かい空気が高い山の斜面を駆け上がる時に100mあたり0.6℃降温します。
そして降温した湿った空気は飽和状態となり雲を作り雨を降らします。
雨を降らせ乾燥した空気の流れは山の反対側の斜面を駆け下ります。
この時乾いた空気は100m当たり1.0℃昇温しながら下降するのです。
これに図の様に数値を当てはめると。
風上側の空気が30℃の湿った空気だとします。
この空気が2,000m上昇すると気温が12℃下がります(20×0.6=12)ので山頂の気温は18℃。
反対に下降する空気は20℃(20×101=20)昇温することになるので、風下側の空気は38℃の乾いた空気になる訳です。

これに加え名古屋など都市部ではヒートアイランド現象により実際は都市熱が加わるので40℃を越えるような暑さとなるのです。

これ、立派な夏休みの自由研究ですよね(笑)

来週はお盆を迎えます。
少しづつ日中の時間も短くなってくるので、名古屋の辺りだと昔から「お盆を過ぎると涼しくなる」と言われていますが今年はどうでしょうか?
来週もサブハイは強いながらも少しづつ偏西風の強風帯も下がってくるようなのでぐずつきながらも若干が涼しくなりそうですが…


 

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