『必須』ドメインをSSL化してみた件

『必須』ドメインをSSL化してみた件

管理しているサーバー全てをSSL化


今回の記事、サーバーに興味のない方はチンプンカンプンかもしれませんが備忘録として残しておきます。まず、SSLって何か?そこから話を進めましょう。
SSLは”Secure Sockets Layer”の略でネット通信を行う際にそのデータを暗号化して送受信する仕組みで様々な個人情報やカード情報などのデータを暗号化して、通信を安全に行なうことができます。
良くアドレスの先っちょにあるプロトコル命令文が”http:”の場合が今までの通信に対し”https:”と末尾にSが付くのがSSLを用いた通信と言う事になります。
単純にSSL化されていなくても”http:”を”https:”に置き換えても表示できるブラウザもありますが、Chromeだとこんな風に出ます。

何故この時期に一定にSSL化を行ったかからお話しますと、今月7月の下旬(7月240℃日らしい)にGoogleから発表されるChrome68から非SSLサイトを閲覧した場合、全てのページに本格的に警告メッセージが出されるようになるためです。

やはり、警告が出るとアクセスする者にとってはどんなによいコンテンツでも、不安になってしまいます。サイトの信頼確保のためにも、警告表示されてしまう前にサイトの常時SSL化をする必要があったのです。それに将来登場予想のChromeでは非SSLサイトの表示ができなくなるという死活的な噂もチラホラ聞こえてきています。

私の場合、このサイトとサブサイトはバリュードメインを使いバリューサーバーにて発信しています。
多分とこのサーバーでも提供されていると思いますが、  無料SSL証明書 Let’s Encryptを使ってSSL化を施しました。
設定はいたって簡単、バリューサーバーではコンパネでSSL化したいドメインにチェックを入れて反映させるだけ。
直ぐに反映されるので、以降”https:”でアクセスすれば以下の要は表示にとなります。


因みに、ムームードメインで管理しているドメインもチェックを入れてボタンを押すだけで簡単に移行できました。


あと、事務所のドメインを管理しているKAGOYAさんもコンパネから申請することで簡単にSSL化が完了しました。

今後、SSLが当たり前となるので非SSLのサイトは信頼性が薄れ、アクセス数が激減するのは当たり前ですが、会員制のサイトは消滅することとなると思われます。

また、SSL化するメリットは他に以下のような利点があるようです。
(1)サイトがセキュアで安全性の向上。
(2)サイトの信頼性が向上。
(3)SSLに対応をすることで、SEO順位が向上する。
(4)SSLに対応をするとhttp/2プロトコルが変わるのでサイトの表示が高速化される。
(5)Googleアナリティクスで、アクセス解析がしやすくなります。


サーバーをお持ちの方でSSL化されていない方、お急ぎください。

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