『詐欺メール』「失敗したメール」と来た件

迷惑メール
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サーバー管理者を標的にしてる

立て続けに2通

事務所の代表メールアドレスにおかしなメールが2通立続けに送られてきました。

差出人は以下の通り。
1通目:「mail_postmaster <lv-nrw@dgip.de>」
MessageIDは「<e07718w1I2eJrW9.RZmta@mo4-p00-ob.smtp.rzone.de>」
↑これはドイツの国別コードトップレベルドメイン…

2通目:「mail_postmaster <inquiry@iseikaihp.or.jp>」
MessageIDは「<202002180312.01I3CZBD024635-01I3CZBE024635@fmail02.kagoya.net>」
↑これkagoyaのドメイン…

件名はどちらも「[spam] 失敗したメール (2) 」この後ろに当方のメールアドレスが
記載されています。
当然の様に「SPAM」スタンプが押されています。

本文の内容はこちら

11:35 AMに2通の新しいメールが送信者に返されました。

失敗したメッセージを取得するには、以下をクリックしてください。

因みにこのアドレスは事務所の代表アドレスであって
Webからのフォームを受取るためのものでほぼ受信専用です。
だからこのアドレスからは誰もメールを送っておりません(笑)
それも立て続けに2通来てるって事は都合4通エラーしたって事ですね!(苦笑)
馬鹿らしい….( ˘ω˘ )


「カゴヤジャパン」では同じような注意喚起は無し

仕方がないので調べてみましょう。

まずこのメール、何が言いたいのでしょう。
「送信に失敗したメールがあるのでリンクをクリックして確認しろ」って事だと
思うのですが、だったらわざわサーバーへ行かなくともメールソフトで分かること
じゃありません?
よく分かりませんわ……(´-ω-`)

うちが利用しているレンタルサーバー(このサイトじゃありませんよ)は「カゴヤジャパン」さん。
まず不審な情報が無いか「注意喚起」を確認する事に。
2月10日に「【重要 注意喚起】カゴヤ・ジャパンをかたるフィッシングメールにご注意ください」
って情報は出ていますが、今回受取ったメールのような注意喚起はありませんでした。

続いてWebで「失敗したメール (2)」を検索


特にありません。

誰も被害受けてないのでしょうか?
それともうちだけが標的? (ーー;)


ならば冒険旅行に

どうやら「カゴヤジャパン」のユーザーを標的にした詐欺メールのようです。
こうなったらちょっとあちらの世界に冒険旅行としゃれこんでみます。

皆さんは絶対マネしないでくださいね!
メールにあるURLに接続してみることに…
どちらのメールも同じリンク先が記載されています。

接続するとこんなサイトが開きました。

Webメーラーのログイン画面には似てますが、これ全くの嘘。

本物はこんな感じですもん。↓

よく見てください。
偽物はログインにメールアドレスとパスワードが必要なようですが
本物はユーザーIDとパスワードとなっています。

そう、一般的にサーバー管理はレンタルサーバーを借りた時に発行される
ユーザーIDとパスワードでログインして管理します。
メールアドレスはサーバーにログインした後でそのサーバーで発行するので
後先が逆!

全くホントバカバカしい!!

こんなのに騙されませんよ~♪

これ以上先に行っても仕方がないので冒険旅行は終了。


こんなの出して何がしたいんでしょうね?
管理者の情報を盗み出してサーバーを乗っ取る愉快犯なのでしょうか?
それにしてもIDとメールアドレスを間違えるなんてマヌケでトンチンカンな野郎です。

さくっと2通のメールヘッダーを確認し記載されている送信元サーバーのIPを
辿ってみましたが、1通目のがドイツのベルリン、2通目が茨木のつくばと解析
されました。


迷惑メール相談センターへ通報します

では最後に、受信者の責任として受け取った「迷惑メール」を通報。
迷惑メール相談センター情報提供ページ」にある
メールアドレス(meiwaku@dekyo.or.jp)宛に「ヘッダーをすべて表示させた」状態で転送します。
はい、お疲れ様でした (^^♪


こういった詐欺まがいのブラッキーなメールは、本文中のリンクをクリックしないことが大切!
そしてOS不随のセキュリティーは充てにせず、必ず自身でセキュリティーソフトを導入し
防御することが大切です。
丸腰の方、躊躇しないで「ポチっ」としてご安全に!(*^^*)

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