『詐欺メール』「取引は終わりました!」と、来た件

迷惑メール
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アダルトハッキングメールです
※ご注意ください!
当エントリーは迷惑メールの注意喚起を目的とし、悪意を持ったメールを発見次第
できる限り迅速にをもっとうにご紹介しています。

このようなメールを受け取っても絶対に本文中のリンクをクリックしてはいけません!
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被害に遭わないために絶対にリンクはクリックせず、どうしても気になる場合は
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件名と差出人だけ変えてくるヤツ

連日のアダルトハッキングメールの到着です!

件名と、差出人のアドレスだけ変えて同じ内容を送り付けています。
中身の説明は、こちらから先日のブログエントリーをご参考になさってください。

『詐欺メール』「あなたのメールをチェックしてください!」と、来た件
祝850エントリー! ※ご注意ください! 当エントリーは迷惑メールの注意喚起を目的とし、悪意を持ったメールを発見次第 できる限り迅速にをもっとうにご紹介しています。 このようなメールを受け取っても絶対に本文中のリンクをクリックしてはいけませ...

今回は、差出人のチェックだけササっと終わらせてしまいます。(笑)

件名は
「[spam] 取引は終わりました!」
何とか受信者の気を引こうとしていることがよくわかりますね。
この件名には”[spam]”とスタンプが付けられているので迷惑メールの類です。
このスタンプはスパムスタンプと呼ばれるサーバーからの注意喚起で、これが付いている
ものは全て迷惑メールと判断されたもの。
うちのサーバーの場合注意喚起だけですが、例えばGoogleのGmailサーバーの場合だと
否応なしに「迷惑メール」フォルダーに勝手に保存されるような仕組みもあります。

差出人は
「taro_no_smoking@hotmail.com」
先回と同じようにMicrosoftのフリーメール”hotmail.com”のメールアドレスになっています。
もちろんこのメールアドレスは偽装です。


存在しないドメインで?!

では、このメールのヘッダーソースを確認し調査してみます。
ソースから抜き出した「フィールド御三家」がこちらです。

Return-Path: 「<ogw@xlcphma.net>」

Return-Path”は、このメールが何らかの障害で不達に終わった際に返信される
メールアドレスです。
ほらね、ドメインが”hotmail.com”じゃなくなっているでしょ?
これで偽装確定です!!
それに”xlcphma.net”だってご本人のものかどうか…

Message-ID:「<E8B5449ED228B3A33784467499D21C2A@xlcphma.net>」

Message-ID”は、そのメールに与えられた固有の識別因子。
このIDは世の中に1つしかありません。
”@”以降は、メールアドレスと同じドメインか若しくはデバイス名が入ります。
ここも偽装可能で鵜呑みにはできません。

Received:「from xlcphma.net (unknown [42.177.53.63])」

Received”は、このメールが通過してきた各受送信サーバーが自身で刻む
自局のホスト情報です。
ここに掲げた”Received”はこのメールが最初に通過したサーバーのもの。
すなわち、差出人が使った送信サーバーの自局情報。
記載されている末尾の数字は、そのサーバーのIPアドレスになります。

まず、”Return-Path”にあるメールアドレスの真偽をドメイン”xlcphma.net”を調査し
確認してみます。

ほらほら、「No match for “XLCPHMA.NET”」って書かれているのでこのドメインは現在
存在しないドメインのようですよ!

残す手掛かりは”Received”にあったIPアドレス”42.177.53.63”のみ。
このIPアドレスを使ってその割り当て地を拾ってみます。

その地は中国の遼寧省。
この付近に設置されたメールサーバーからこのメールを配信したようです。


まとめ

私が調査できるのはここまで。
このところ連日到着していますが、忘れたことに送られてきたアダルトハッキングメール。
これも今後増えてくるのでしょうか?
それも気になりますが、ウクライナ紛争に便乗した募金を装うメールも増えることが
予想されますので、十分気を付ける必要がありますね。

いつものことながら、誤字・脱字・意味不明がありましたらお許しください(^-^;


こういった詐欺まがいのブラッキーなメールは、本文中のリンクをクリックしないことが大切!
そしてOS付随のセキュリティーは充てにせず、必ず自身でセキュリティーソフトを導入し
防御することが大切です。
丸腰の方、躊躇しないで「ポチっ」としてご安全に!(*^^*)

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