またコイツだ!1日に1通は届くアメリカンエキスプレスからのメール。 私はここのカードユーザーじゃないのでスルーしていますが、注意喚起のためブログ エントリーさせていただきます。 
読みにくい中華フォントのこのアメリカンエキスプレスを騙ったメールは、いつも画像の リンクが壊れてますが、どうにかならんものでしょうか。(笑) ではプロパティーから。 件名は 「[spam] [American Express] リボ払いへの変更完了のお知らせ」 ”[spam]”は受信したうちのサーバーのセキュリティーが反応して付加した警告文字で スパムスタンプと呼ばれるもの。 これがあることでユーザーにこのメールが悪意のあるものだと教えてくれています。 差出人は 「”American Express” <wm@welcome.aexp.com>」 使われているドメインは”aexp.com”ですが、アメリカンエキスプレスの正規ドメインは ”americanexpress.com”ですから全く異なるもの。 ではこのメールをヘッダーソースから調査してみます。 ソースから抜き出した「フィールド御三家」がこちらです。 Return-Path: 「<wm@welcome.aexp.com>」 ”Return-Path”は、このメールが何らかの障害で不達に終わった際に返信される メールアドレスです。 一般的には、差出人と同じメールアドレスが記載されますが、ここは誰でも簡単に 偽装可能なフィールドなのであてにできません。 | Message-ID:「<C4D430AA556B3FF3E45F0B3E8EFCCDED@welcome.aexp.com>」 ”Message-ID”は、そのメールに与えられた固有の識別因子。 このIDは世の中に1つしかありません。 ”@”以降は、メールアドレスと同じドメインか若しくはデバイス名が入ります。 ここも偽装可能で鵜呑みにはできません。 | Received:「from welcome.aexp.com (unknown [163.43.158.249])」 ”Received”は、このメールが通過してきた各受送信サーバーが自身で刻む 自局のホスト情報です。 ここに掲げた”Received”はこのメールが最初に通過したサーバーのもの。 すなわち、差出人が使った送信サーバーの自局情報。 記載されている末尾の数字は、そのサーバーのIPアドレスになります。 |
では、このIPアドレスを使ってそのサーバーの位置情報を拾ってみましょう! 
まったくやる気がそがれるわー!またコイツだ!! そう、差出人は「さくらインターネット」ユーザー。 どんだけ詐欺メール作ってるかって話よ! この先を調べても、接続される詐欺サイトは隣国の詐欺サイトマンション内。 おなじことばかり調べててもバカみたいなんで今回はこれで終わり。
まとめ同じ野郎が、手を変え品を変え様々なフィッシング詐欺メールを送ってきます。 それも国内の「さくらインターネット」ユーザーから。 もうこのところ毎度毎度なので紹介する気も薄れてきます(-_-;) でも、ソースのIPアドレスを確認しないとコイツからと分からないので仕方ありません。 本心は面倒なのでコイツの詐欺メールは紹介したくないのですが、当サイトは注意喚起のブログ。 この先も何度か出てくると思いますが何卒ご容赦くださいますようお願い申し上げます。 いつものことながら、誤字・脱字・意味不明がありましたらお許しください(^-^; |