【危険】【ご確認のお願い】カードご利用状況について|アメックスを装う詐欺メールを徹底解析

【調査報告】最新の詐欺メール解析レポート
メールの解析結果と対策情報の専門ドキュメント

 

最近のスパム動向と前書き


今回ご紹介するのは「アメリカン・エキスプレス」を騙るフィッシングメールです。最近のスパム傾向として、公式サイトのデザインを完全に模倣しつつ、送信ルートには国内の正規レンタルサーバーを「踏み台」として悪用するケースが増加しています。本レポートでは、見た目では判断できない背後の通信データから、その危険性を暴きます。

 

メール基本情報

件名 [spam] 【ご確認のお願い】カードご利用状況について
件名の見出し解析 冒頭の「[spam]」という表記は、受信サーバーの検閲により、内容が不審な広告または詐欺であると自動判定された際に付与される警告フラグです。
送信者 “American Express" <American@SYNTAX_ERROR>
受信日時 2026-02-04 12:10

 

メール本文の再現(解析対象)

【AMERICAN EXPRESS】ご請求金額確定のご案内

 



平素はアメリカン・エキスプレスのカードをご利用いただき、誠にありがとうございます。

このたび、ご利用代金のご請求金額が確定いたしました。
内容につきましては、オンライン・サービスへログインのうえご確認ください。

オンライン・サービスへログイン


また、「口座振替のお知らせ」サービスをご利用いただくと、振替金額および振替日を事前にEメールでご確認いただけます。

ご希望の方は、ログイン後の画面よりお手続きください。


・セキュリティ保護のため、ご利用明細の詳細はEメールではご案内しておりません。
・カードのご利用がない月は、オンライン明細書は作成されません。
・本メールは送信専用のため、ご返信いただいてもお応えできません。

【配信元】
アメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc.
〒105-6920 東京都港区虎ノ門4丁目1番1号

Copyright c 2025 American Express International, Inc.
AGNJACRS0029001

※本メールは技術解析用にできる限り忠実に再現していますが、本物の詐欺メールと細部のデザインが異なる場合もあります。

 

専門解析レポート

▼ メールの感想とデザイン


本物の通知メールを徹底的に研究した「本物そっくりのデザイン」です。ロゴの配置や著作権表記、さらには「明細をメールに載せない」というセキュリティ上の一般常識を逆手に取った文言により、受信者を疑わせない工夫が凝らされています。

▼ 危険なポイント・注意点・対処法

【送信者アドレスの異常】

送信元アドレスが「American@SYNTAX_ERROR」となっており、アメックスの正規ドメイン(@welcome.aexp.com等)と全く一致しません。これは送信システムの構成ミス、あるいはフィルター回避のための異常値です。

【公式サイトの注意喚起】

現在、アメリカン・エキスプレス公式サイトでは「フィッシングメールに関する注意喚起」が公開されています。不審な点がある場合は、以下の公式窓口を確認してください。
アメックス公式:フィッシングへの対策について

 

メール回線関連情報(送信元解析)

送信者ドメイン doarsa.com
送信者IPアドレス 160.251.237.186
ホスティング社名 GMO Internet, Inc. (ConoHa VPS)
ホスト名 v160-251-237-186.qbxk.static.cnode.jp
設置国 日本 (Japan)
ドメイン登録状況 ドメイン(doarsa.com)の登録から日が浅く、詐欺メール送信専用の「使い捨てドメイン」の可能性が高い。正規のアメックスからは送られていません。
詳細根拠データ これは送信に利用した情報であり、カッコ内のIPアドレスは信頼できる送信者情報であることを明記します。
解析ページ:160.251.237.186 (ip-sc.net)

 

サイト回線関連情報(リンク先解析)

リンク箇所 「オンライン・サービスへログイン」ボタン
リンク先URL hxxps://appboomio[.]com/cmuerida (※伏字を含む。リンクは無効化)
ウイルスバスター等 Google Safe Browsing / ウイルスバスターにて「危険」としてブロック確認済
リンク先ドメイン appboomio.com
リンク先IPアドレス 104.21.31.229
ホスティング社名 Cloudflare, Inc.
設置国 アメリカ合衆国 (USA)
ドメイン登録日 最近取得(2025年末~2026年初頭)
登録日が極めて最近である理由は、通報によるサイト閉鎖を見越し、次々と新しいドメインに乗り換える詐欺グループ特有の行動パターンです。
詳細根拠データ 解析ページ:104.21.31.229 (ip-sc.net)

 

リンク先サイトの状態と判断

【稼働状況】現在稼働中

URLが「appboomio[.]com」というアメックスとは一切関係のない文字列であること、ドメイン登録から日が浅いこと、およびサーバーが不自然に海外を経由していることから、100%詐欺サイトであると判断できます。

 

詐欺サイトの画像

[ここに詐欺サイトのスクリーンショットを掲載:本物そっくりの偽ログイン画面]

 

まとめ・最終的な注意点


今回の事例は、過去の事例と比較しても「日本語の自然さ」と「デザインの再現度」が極めて高く、非常に危険な部類に入ります。クレジットカード会社がログインを促すメールを送る際、ドメインが公式のものであるかを必ず確認する癖をつけてください。

万が一カード情報を入力してしまった場合は、即座にカード会社へ連絡し、利用停止措置をとる必要があります。