『詐欺メール』「三井住友カード【重要】」と、来た件

迷惑メール
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三井住友系が多くなってる

まったく、飽きもせず次から次へと作りますなぁ…(^^;
ほんと私にとってはネタに事欠かなくて助かりますが(笑)

またまた「三井住友カード」を騙るフィッシング詐欺メールです。

文章の右端揃えができないメールだったので文字が小さくてすいません(^^;)

まず私、三井住友のカードは持っていません。
そして本文の書き初めにある宛名がメールアドレスになっていますので
このメールは明らかに嘘でフィッシング詐欺メールです。

このメールのプロパティーがこちら。

差出人は「smbc-safe-service」でメールアドレスは私の物が記載されています。
ということは、端っから騙すつもりのないバカげたメールかも知れませんね。

件名は「[spam] 三井住友カード【重要】」
[spam] と書かれているのは、うちのメールサーバーが悪意のあるメールと判断し
追記したスパムスタンプです。

”Return-Path”って項目が見えると思いますが、これはこのメールがエラーだった時に
返信されるアドレス。
ここも簡単に偽装できるところですが、ここには「tomoyoshi-okaichi@silkroom.co.jp」
なんてアドレスが記載されていますね。

気になってメールヘッダーにある差出人のメールサーバー情報が取得できる”Received”を
確認してみると。。。

ここに書かれてる「143.125.235.47」ってのが差出人の使ったメールサーバーのIPアドレス。
これを元に持ち主と所在を確認すると、まず”Return-Path”にあった”silkroom.co.jp”って
ドメインと一致しています。
そして東京にある企業名が検出されました。

これは犯人がこの企業を陥れようとしているのか、それとも犯人が務める本当の企業なのか。
私にはそれを調べるすべがありません(^^;


炙りだされた「ワードサラダ」

このメールは私がカードを持ってない時点で詐欺メールなので、中身に何がかかれようが
内容は全く興味がありません(笑)

因みに、メールの表示をHTMLからTEXT形式に切り替えて見ると…

お分かりいただけますでしょうか?
赤枠で囲った個所に「ワードサラダ」が隠されていました(汗)
これ、サーバーの迷惑メールフィルターをかく乱させるための手法です。
興味があって詳しく知りたいとおっしゃる特異な方は、うちのサイトでも何度か紹介して
いるので「こちら」からご覧ください。

あまり表示形式を切り替えることなんてないとは思いますが、怪しいメールにはこのように
ワードサラダが隠されているときもあります。

このメールに記載されている「→VpassID情報照会・変更」って部分に詐欺サイトへのリンクが
隠されています。
そのURLがこちら。

接続してみましたが、既にドロンした後でした。

試しにこのドメインの登録情報と所在も確認していました。


この登録情報はしょっちゅう見る住所と名前です。
まぁどこまで本当のこと書いてあるかわかりませんがね…

ドメインの運用先もアメリカでしたね。


このURLは既に閉鎖されたのが接続できませんでしたが、奴らは手を変え品を変え
狙ってくるので油断は禁物。
今回は馬鹿げた内容だったので引っかかる人はいないと思いますが、金融系とショッピング
サイトからのメールには十分にご注意ください。


 

こういった詐欺まがいのブラッキーなメールは、本文中のリンクをクリックしないことが大切!
そしてOS不随のセキュリティーは充てにせず、必ず自身でセキュリティーソフトを導入し
防御することが大切です。
丸腰の方、躊躇しないで「ポチっ」としてご安全に!(*^^*)

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