『詐欺メール』楽天市場から「注文の支払いカード確認」と、来た件

「必要・ェ」…いい加減に直そう

「注文の支払いカード確認」って来たけど、受け取ったこのアカウントは退社した社員が
使ってたもので現在は存在しないの！
だから楽天だろうがアマゾンだろうが注文なんかできるはずないんです！！
ったくほんと懲りない奴らだわ(汗)

見てみると、間延びした”Rakuten”のバナーともの凄く見難い”ご注文ありがとうございます”
の文字。
そして、宛名は「楽天e-NAVI 　様」…ってこれ誰よ？
最後には例によって「必要・ェ」…
これ、いい加減に直そうよ。

中国から楽天のメール？！

プロパティーとヘッダーソースを見るまでありませんが、一応(笑)

件名：「[spam] 【楽天市場】注文の支払いカード確認（自動配信メール）   」
いくらそれらしい件名付けようとも”[spam]”が追記されているようにうちのサーバーは
完全に見抜いていますよ(笑)

そして差出人は「”楽天市場” <order@rakuten.co.jp>」
これも嘘っぱちですわ。
”Return-Path”は「Return-Path: <rakuten-card@rakuten.co.jp>」で
”Received: from rakuten.co.jp (unknown [115.218.181.245])”も”rakuten.co.jp”と楽天の
ドメインが使われていますが、これら全部ウソ♪
その証拠にこの”Received”に書かれてる”115.218.181.245”ってIPアドレスを調べると、
こんな情報が…

”Received”ってフィールドは一番古いも音が送信元の情報。
楽天が中国からショッピングしたユーザーにメール送りますかね？

偽サイトはアメリカにあり！

このメール、詐欺サイトへのリンクは「楽天e-NAVIであとからリボ払い 」ってところ。
そのサイトURLがこちら。

”Rakuten-cardm”だって　( ´,_ゝ｀)ﾌﾟｯ

このドメインについて調査してみるとこんな結果が。

前に見たことあるような感じですが、申請者の住所は福岡市天神。
電話番号も記載されていますがどこまでホントか…
このドメインが利用されているプロバイダーがAWSで現在”3.137.214.152”ってIPアドレスに
割当てられています。

そしてこのIPアドレスから推測される地点がアメリカのオハイオ州コロンバス。

世界を股にかけていますね(笑)
股にかけようがあのメールじゃ誰も騙されませんよ。

このようにメールが中国からで、偽サイトを運営するサーバーがアメリカってパターンは
最近の傾向です。

誰も行かないと思いますが、偽サイトは現在も稼働中です！
もしこのようなメールを受け取ってもリンクを辿らないようにご用心ください。