★フィッシング詐欺解体新書★ | |||
スマホやタブレットが普及し増々便利になる私たちが生活する世の中。 それに比例して増えてくるのが悪質な詐欺行為。 このブログエントリーは、フィッシング詐欺メールの注意喚起拡散を目的とし 悪意を持ったメールを発見次第できる限り迅速なご紹介を心掛けています。 もし気が付かずに詐欺サイトログインしてしまった場合は、まず落ち着いてできる限り早く パスワードの変更やクレジットカードの利用停止を行ってください。
いつもご覧くださりありがとうございます! ・当サイトでは、今の観点から不審なメールであるかどうかを解析して行きます。
できる限り分かりやすく説明していいます。 | |||
Appleなのに『Bitly Connections Platform』のドメイン2月上旬は1年で一番寒い時期。
敵も色々と考えるもので、今度は Apple の iCloud の使用容量が上限に近づいたので有料のプランに変更するように呼び掛けるメールです。 件名の見出しを確認この件名の見出しには”[spam]”とスタンプが付けられているので迷惑メールの類です。 メールアドレスのドメインを確認送信者として記載されているメールアドレスのドメイン(@より後ろ)は『e.bitly.com』 では、送信者の素性が分かるメールヘッダーの『Receivedフィールド』から情報を探ってみます。
このReceivedフィールドの末尾にあるIPアドレスからメールの発信地を導き出してみると、香港の Sheung Wan 付近であることが分かりました。
リンク先のドメインを確認さて、本文の『月額¥450で200GBのiCloud+にアップグレードする』と書かれた部分に付けられた詐欺サイトへのリンクですがURLは以下の通りです。 まずはこのドメインについて『Whois』さんで確認してみましょう。 『Registrar Information』に『Dynadot LLC』とありますね。 『aWebAnalysis』さんでこのドメインを割当てているIPアドレスを取得してみます。 このIPアドレスからそのロケーション地域を調べると、今度は香港の火炭付近であることが分かりました。 リンクを辿ってみると、このようなページが開きました。 Appleへのログイン画面ですね。 当然、ここにログインしてしまうとその情報は詐欺犯に把握され不正ログインが可能となります。 | |||
まとめ恐ろしいことに、今、こうしている間にも大量のフィッシング詐欺メールが発信されたくさんの いつものことながら、誤字・脱字・意味不明がありましたらお許しください(^-^; |