★フィッシング詐欺解体新書★ | |||
スマホやタブレットが普及し増々便利になる私たちが生活する世の中。 それに比例して増えてくるのが悪質な詐欺行為。 このブログエントリーは、フィッシング詐欺メールの注意喚起拡散を目的とし 悪意を持ったメールを発見次第できる限り迅速なご紹介を心掛けています。 もし気が付かずに詐欺サイトログインしてしまった場合は、まず落ち着いてできる限り早く パスワードの変更やクレジットカードの利用停止を行ってください。 | |||
署名欄には存在しない部署名がいつもご覧くださりありがとうございます! 年明け3週間、年末年始に急増していた詐欺メールや迷惑メールがここに来て急減しています。 さて、今回ご紹介するのはこちらの『ANAマイレージクラブ』に成りすます詐欺メールです。
これによると、私の会員情報が有効期限切れになるとの事、様々なご不便が生じる可能性があるのでリンクから会員情報を更新するように促すメールです。 国内の大手航空会社が中国のドメインを使う??送信者として記載されているメールアドレスのドメイン(@より後ろ)は”service.hlktsl.cn” では、送信者の素性が分かるメールヘッダーの『Receivedフィールド』から情報を探ってみます。
ドメイン”service.hlktsl.cn”を割当てているIPアドレスと比較してみましょう。 全然違いますよね、この結果からこの送信者が使ったとされる”service.hlktsl.cn”を使ったメールアドレスは偽装であることが断定できます。 このReceivedフィールドの末尾にあるIPアドレスからメールの発信地を導き出してみると、米国の『バッファロー』付近であることが分かりました。 本物とかけ離れたデザインの詐欺サイトさて、本文にANAの公式ドメイン『ana.co.jp』を突かxtるて記載された詐欺サイトへのリンクですが、もちろんこれは偽装で、実際に接続されるURLは以下の通りです。 『Grupo』さんでこのドメインに関する情報を取得してみます。 このドメインは、詐欺メールや詐欺サイト調査で頻繁に見掛ける中国の方が申請取得されています。 リンクを辿ってみると、一旦はウイルスバスターにブロックされましたが解除して進むとこのようなページが開きました。 本物の『ANAマイレージクラブのログインページ』を確認してみましたが、デザインが全然ちがっています。 適当に入力して先に進んでみると、本人認証として早速カードの情報を求めてきました。 本人を確認するためにクレジットカードの情報を求めるって、聞いたことありません! | |||
まとめ恐ろしいことに、今、こうしている間にも大量のフィッシング詐欺メールが発信されたくさんの いつものことながら、誤字・脱字・意味不明がありましたらお許しください(^-^; |