★フィッシング詐欺解体新書★ | ||
スマホやタブレットが普及し増々便利になる私たちが生活する世の中。 それに比例して増えてくるのが悪質な詐欺行為。 このブログエントリーは、フィッシング詐欺メールの注意喚起拡散を目的とし 悪意を持ったメールを発見次第できる限り迅速なご紹介を心掛けています。 もし気が付かずに詐欺サイトログインしてしまった場合は、まず落ち着いてできる限り早く パスワードの変更やクレジットカードの利用停止を行ってください。 | ||
あからさまに中国のドメインいつもご覧くださりありがとうございます! 『オリコカード』関連の連投ですいません。
このメールは、いわゆるフィッシング詐欺メールで、オリコカードを持っていようが持っていなかろうがお構いなしで、どこかで入手した漏洩メールアドレスに対して無差別で送られてきたものです。 オリコカードが中国のドメインでバッファローからメールを送るでは、送信者の素性が分かるメールヘッダーの『Receivedフィールド』から情報を探ってみます。
ドメイン”service.v7861.cn”を割当てているIPアドレスと比較してみましょう。 全然違いますよね、この結果からこの送信者が使ったとされる”service.v7861.cn”を使ったメールアドレスは偽装であることが断定できます。 このReceivedフィールドの末尾にあるIPアドレスからメールの発信地を導き出してみると、米国の『バッファロー』付近であることが分かりました。 これらの結果から、オリコカードが中国のドメインを使ってバッファローからメールを送ってってことになりますよね?(笑) リンク先の詐欺サイトはいまだ稼働中さて、本文には合計4箇所にリンクが付けられていて表面上どれもバラバラなリンク先となっていますが、これは真っ赤なウソで、全て同じサイトへのリンクでURLは以下の通りです。 今度は『Grupo』さんでこのドメインに関する情報と割当てているIPアドレスを取得してみます。 ああ、ちょくちょく見掛る中国の方が取得されているドメインですね。 リンクを辿ってみると、一旦はウイルスバスターにブロックされましたが解除するとこのようなページが開きました。 オリコカードユーザー専用のウェブサイト『e-Orico』の偽サイトですね。 | ||
まとめ恐ろしいことに、今、こうしている間にも大量のフィッシング詐欺メールが発信されたくさんの いつものことながら、誤字・脱字・意味不明がありましたらお許しください(^-^; |