★フィッシング詐欺解体新書★ | ||
スマホやタブレットが普及し増々便利になる私たちが生活する世の中。 それに比例して増えてくるのが悪質な詐欺行為。 このブログエントリーは、フィッシング詐欺メールの注意喚起拡散を目的とし 悪意を持ったメールを発見次第できる限り迅速なご紹介を心掛けています。 もし気が付かずに詐欺サイトログインしてしまった場合は、まず落ち着いてできる限り早く パスワードの変更やクレジットカードの利用停止を行ってください。 | ||
同じメールがいくつのもメールアドレスを使って送られてくるいつもご覧くださりありがとうございます! この件名のメールが一晩に十数通、様々な送信者メールアドレスを使って送られてきました。
この送り主が『三井住友カード』とされるこのメール。 この件名には”[spam]”とスタンプが付けられているので迷惑メールの類です。 天安門広場東側付近が発信地では、送信者の素性が分かるメールヘッダーの『Receivedフィールド』から情報を探ってみます。
おやおや?ここにはまた異なる”511fxrjrn.top”なんてドメインが記載されていますね。 ドメイン”511fxrjrn.top”を割当てているIPアドレスと末尾にあるIPアドレスを比較してみましょう。 ピッタリ合致! このReceivedフィールドの末尾にあるIPアドレスからメールの発信地を導き出してみると、北京市にある『天安門広場』の東側付近であることが分かりました。 本物と見分けが付かない詐欺サイトさて、本文の『更新手続きはこちら』と書かれた部分に付けられた詐欺サイトへのリンクですがURLは以下の通りです。 先程と同様に『aWebAnalysis』さんでこのドメインを割当てているIPアドレスを取得してみます。 このIPアドレスからそのロケーション地域を調べると、詐欺サイトではありがちの香港の『九龍地区(Kowloon)』付近であることが分かりました。 リンクを辿ってみると、一旦はウイルスバスターにブロックされましたが解除して先に進むとこのようなページが開きました。 三井住友カードのログインページですが、もちろん詐欺サイトです。 | ||
まとめ恐ろしいことに、今、こうしている間にも大量のフィッシング詐欺メールが発信されたくさんの いつものことながら、誤字・脱字・意味不明がありましたらお許しください(^-^; |