『セゾンカード』を騙るの詐欺メール | ||
多分あなたは、このメールに不信感を持ち検索されてここにいらっしゃった方かと思います。 ご心配でご不安したよね? でもご安心ください、このメールは、詐欺メールですから削除してしまって結構です! これでほっとされたのなら、お役に立てて何よりです。 このメールについて更にもっと詳しく知りたいと言う奇特な方、恐らく10分以内に読み終われると思いますので、お時間が許しましたら最後まで是非お読みください。 スマホやタブレットが普及し増々便利になる私たちが生活する世の中。 | ||
誤字脱字はわざと?いつもご覧くださりありがとうございます! ごめんなさい、我慢できずにいっぱい落書きしちゃいました。 このメールは、セゾンカードから送られてきたもののようですが、なぜか差出人のメールアドレスにあるドメイン(@より後ろ)には例のハンドメイドマーケットプレイス『クリーマ』さんのものが記載されています。 サラッと見ながらスクショ取って乗っけようと思ったのですが、見れば見るほどおかしなところが出てきて、マーキングしたらこのようになってしまいました。(^^;) 本文にあるリンク先のURLも当然セゾンカードの公式ドメインが使われたサイトではなく全然異なるURLになっています。 では、このメールを解体し詳しく見ていきましょう! 件名は『[spam] 【セゾンカード】事務局からのお知らせ 番号:OG-84737249675』 差出人は『saison-*****@creema.jp』 例によって、@より前のアカウント部分の”*****”には、受信した私のメールアカウントが埋め込まれています。 えっなぜここにAmazon?では、このメールが悪意のあるメールであることを立証していきましょうか!
ここに掲げた”Received”は、ヘッダー内に複数ある”Received”の中で時系列が一番古いもので ”mail-amaozn.sbs”なんて大胆ですね、きっと誰もヘッダーなんて見ないと思っているのでしょう。 末尾の4つに区切られた数字の集まりはIPアドレスと呼ばれるいわばインターネット上の住所や電話番号で同じ数字の集まりは世界中に1つしかありません。因みに、この数字の集まりじゃあまりにも煩雑でわかりにくいので、それに文字を割り当て分かり易くしたものがドメインと呼ばれるものです。 ”Received”の前半のドメイン部分は、往々にして偽装されていることが多いものですが、末尾のIPアドレスは送信者のデバイスに割当てられたもので偽装することができません。 このIPアドレスを元に送信に使われた回線情報とその割り当て地を『IP調査兵団』さんで確認してみます。 代表地点として地図に立てられたピンの位置、米国のサンタクララ地区。 詐欺サイトは今現在無防備な状態で放置中では引き続き本文。
意図的なのか天然なのか知りませんが、ちゃんと読むと、誤字が多くて笑えてきます(笑) このメールは詐欺メールですから詐欺サイトへのリンクが付けられています。 あらぁ~、まだ新しくて評価の対象になっていないサイトのようです。 このURLで使われているドメインは”saiomos1.com” 中国福建省の方が申請し利用されているよ思われるこのドメインを割当てているIPアドレスは”43.167.244.82” 代表地点として地図に立てられたピンの位置は、ドメイン取得者と同じ中国ながら北京市の海淀区付近。 トレンドマイクロの『サイトセーフティーセンター』での危険度評価からすると、リンク先の 案の定、あっさりと開いてしまったのはこのようなページ。 本物と比較しましたが、全く見分けがつかないそっくりのログインページです。 まとめ恐ろしいことに、今、こうしている間にも大量のフィッシング詐欺メールが発信されたくさんの いつものことながら、誤字・脱字・意味不明がありましたらお許しください(^-^; |