ヤマト運輸だけでは飽き足らず佐川急便も | ||
スマホやタブレットが普及し増々便利になる私たちが生活する世の中。 それに比例して増えてくるのが悪質な詐欺行為。 このブログエントリーは、フィッシング詐欺メールの注意喚起拡散を目的とし 悪意を持ったメールを発見次第できる限り迅速なご紹介を心掛けています。 もし気が付かずに詐欺サイトログインしてしまった場合は、まず落ち着いてできる限り早く パスワードの変更やクレジットカードの利用停止を行ってください。 | ||
国内企業がわざわざよその国のドメインを使う?いつもご覧くださりありがとうございます! いやいや、ヤマト運輸だけでは飽き足らず今度は佐川急便を騙ってきましたね。 それが証拠にこのメール、残念ながら差出人のメールアドレスは、中国のドメインを使ったもので明らかに佐川急便さんのものではありませんよね。 このメールを疑ってここにいらした方はこれで解決です。 では、このメールを解体し詳しく見ていきましょう! 件名は『[spam] 再配達リクエストをご利用いただき、ありがとうございます。Thank you for using our Re-delivery Request service.』 差出人は『”佐川急便株式会社” <customer-support@wrxmx.cn>』 ”.cn”は、中国に与えられた国別ドメイン。 脅威レベルは既に高い!では、このメールが悪意のあるメールであることを立証していきましょうか!
ここに掲げた”Received”は、ヘッダー内に複数ある”Received”の中で時系列が一番古いもので 末尾の4つに区切られた数字の集まりはIPアドレスと呼ばれるいわばインターネット上の住所や電話番号で同じ数字の集まりは世界中に1つしかありません。 ”Received”の前半のドメイン部分は、往々にして偽装されていることが多いものですが、末尾のIPアドレスは送信者のデバイスに割当てられたもので偽装することができません。 では、メールアドレスにあったドメイン”wrxmx.cn”が差出人本人のものなのかどうかを『Grupo』さんで調べてみます。 これによると”2.57.122.150”がこのドメインを割当てているIPアドレス。 ”Received”に記載されているIPアドレスは、差出人が利用したメールサーバーの情報でこれを紐解けば差出人の素性が見えてきます。 このIPアドレスを元に割り出した危険度は『脅威レベル:高』 代表地点として地図に立てられたピンの位置は、オランダの首都アムステルダム。 詐欺サイトは中国湖北省の方のドメインで米国のサンノゼ付近で運営か?!では引き続き本文。
この英訳はこのメールに信憑性を持たせるためでしょうか? このメールは詐欺メールですから詐欺サイトへのリンクが付けられています。 既に危険なサイトとしてしっかりブラックリストに登録済みですね。 このURLで使われているドメインは”saveshawnee.com” 代表地点として地図に立てられたピンの位置は、米国のサンノゼ付近。 どうしても『八』を埋め込みたい詐欺犯危険だと聞かされると余計に見に行きたくなるのが人間のサガ…(;^_^A 本物そっくりのログインページが開きました。 『再配達』ボタンを押してちょっとだけ先に進んでみます。 このページもなぜか『八』が無理やりのように埋め込まれていますね。(^^;) 『合計: 110 円』とあるように、本物では徴収の無い再配達料金をクレジット決済で要求してきます。 まとめ恐ろしいことに、今、こうしている間にも大量のフィッシング詐欺メールが発信されたくさんの いつものことながら、誤字・脱字・意味不明がありましたらお許しください(^-^; |
『詐欺メール』佐川急便から『再配達リクエストをご利用いただき、ありがとうございます。Thank you for using our Re-delivery Request service.』と、来た件
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