相変わらず『イオンクレジットサービス株式会社』 | |||
スマホやタブレットが普及し増々便利になる私たちが生活する世の中。 それに比例して増えてくるのが悪質な詐欺行為。 このブログエントリーは、フィッシング詐欺メールの注意喚起拡散を目的とし 悪意を持ったメールを発見次第できる限り迅速なご紹介を心掛けています。 もし気が付かずに詐欺サイトログインしてしまった場合は、まず落ち着いてできる限り早く パスワードの変更やクレジットカードの利用停止を行ってください。 | |||
★フィッシング詐欺解体新書★ | |||
『マイナポイント事務局』から一晩に9通のメールが!いつもご覧いただきありがとうございます! 今朝、メールボックスを開けてみると『マイナポイントイントを獲得しました』ってメールが9通。(-_-;) 同じメールを先日ご紹介したばかりなので、スルーするとして、今回はこちらのイオンカードを騙った 最近イオンカード系の詐欺メールが仮想通貨系に押されて少ないなと思っていた矢先にまたバタバタと このメール、また企業名に『イオンクレジットサービス株式会社』が使われていますね。
ってなわけでこの企業はもう世の中に存在しません。 では、このメールを解体し詳しく見ていきましょう! 件名は『[spam] 【AEON】カード利用確認手続きのお知らせ(自動配信メール)』 差出人は イオンカードのオフィシャルサイトでURLを確認すれば簡単に分かりますが、イオンカードの アドレス偽装発覚!では、このメールが悪意のあるメールであることを立証していきましょうか!
ここに掲げた”Received”は、ヘッダー内に複数ある”Received”の中で時系列が一番古いもので 末尾の4つに区切られた数字の集まりはIPアドレスと呼ばれるいわばインターネット上の住所や電話番号で ”Received”の前半のドメイン部分は、往々にして偽装されていることが多いものですが、末尾のIPアドレスは このIPアドレスが差出人のメールアドレスのドメインに割当てられているものと一致すれば ※特定電子メール法違反 では、メールアドレスにあったドメイン”qp2518.com”が差出人本人のものなのかどうかを調べてみます。 これがドメイン”qp2518.com”の登録情報です。 ”Received”に記載されているIPアドレス”159.138.133.51”は、差出人が利用したメールサーバーの情報で 地図に立てられたピンの位置は、香港の『九龍(きゅうりゅう)』付近。 ホスト名には”hwclouds-dns.com”なんてドメインが記載されているので、このIPアドレスには あまり詳しい情報は出てきませんでしたが、このドメインは中国広東省の方が申請しているようです。 リンク先はイオンに似ても似つかぬドメインででは引き続き本文。
このメールは詐欺メールですから詐欺サイトへのリンクが付けられています。 既に『フィッシングサイト』としてしっかりブラックリストに登録済みですね。 このURLで使われているドメインは”jordansif.com”と、イオンカードには似ても似つかぬもの。 香港から申請されているこのドメインを割当てているIPアドレスは”192.253.227.43” 地図に立てられたピンの位置は、こういった調査でよく出てくる『天安門広場』の東側付近。 危険だと聞かされると余計に見に行きたくなるのが人間のサガ…(;^_^A 本物そっくりのログインページが開きました。 まとめ恐ろしいことに、今、こうしている間にも大量のフィッシング詐欺メールが発信されたくさんの いつものことながら、誤字・脱字・意味不明がありましたらお許しください(^-^; |
こういった詐欺まがいのブラッキーなメールは、本文中のリンクをクリックしないことが大切!
そしてOS付随のセキュリティーは充てにせず、必ず自身でセキュリティーソフトを導入し
防御することが大切です。
丸腰の方、躊躇しないで「ポチっ」としてご安全に!(*^^*)