相変わらず『イオンクレジットサービス株式会社』 | |||
スマホやタブレットが普及し増々便利になる私たちが生活する世の中。 それに比例して増えてくるのが悪質な詐欺行為。 このブログエントリーは、フィッシング詐欺メールの注意喚起拡散を目的とし 悪意を持ったメールを発見次第できる限り迅速なご紹介を心掛けています。 もし気が付かずに詐欺サイトログインしてしまった場合は、まず落ち着いてできる限り早く パスワードの変更やクレジットカードの利用停止を行ってください。 | |||
★フィッシング詐欺解体新書★ | |||
イオンカードなの?イオン銀行なの?いつもご覧いただきありがとうございます! 仮想通貨関連の詐欺メールがトレンドになり少々影を潜めた感のある『イオン』関連の詐欺メール。 これがそのメールです。 ひらがなや漢字の間違いが多いだけではなく、このメールには決定的に間違ったことが書かれています。 更には発行者として記載されている企業名の所。
この企業は、昨年の6月1日に吸収合併され解散したと書かれている通りこの企業はもう存在しまいのです! では、このメールを解体し詳しく見ていきましょう! 件名は『[spam] 【重要なお知らせ】お客様のアカウントは制限されています。ログインして再度ご確認ください。』 差出人は 『イオン銀行』のオフィシャルサイトでURLを確認すれば簡単に分かりますが、『イオン銀行』の 偽装は無いもののアメリカからのメールだったでは、このメールが悪意のあるメールであることを立証していきましょうか!
ここに掲げた”Received”は、ヘッダー内に複数ある”Received”の中で時系列が一番古いもので 末尾の4つに区切られた数字の集まりはIPアドレスと呼ばれるいわばインターネット上の住所や電話番号で ”Received”の前半のドメイン部分は、往々にして偽装されていることが多いものですが、末尾のIPアドレスは では、メールアドレスにあったドメイン”service.dpkazr.top”が差出人本人のものなのかどうかを これがドメイン”service.dpkazr.top”の登録情報です。 もちろんこのメールはイオン銀行からではありませんが”Received”のIPアドレスと全く同じ数字なので ”Received”に記載されているIPアドレスは、差出人が利用したメールサーバーの情報で 地図に立てられたピンの位置は、アメリカのアトランタ付近。 リンク先はリダイレクトされた上で”localhost”に接続では引き続き本文。
この誤字、他の詐欺メールでも見たような気がしますが、本気で間違えてるのでしょうか? このメールは詐欺メールですから詐欺サイトへのリンクが付けられています。 カテゴリは『疑わしい』と『スパム』… このURLで使われているドメインは”aoen.jp.com.vngyuhf.cn”と、中国のドメイン。 このドメインは、詐欺メール調査でよく見掛ける氏名の方が申請していました。 地図に立てられたピンの位置は、悪が巣食う地の『杉並区立和泉二丁目公園』付近。 『Nortonセーフウェブレポート』での危険度評価からすると、リンク先の詐欺サイトは おっと!ちゃんとChromeからブロックされたじゃないですか! 危険を承知で先に進んでみると… 『この localhost ページが見つかりません』と書かれていますね。 まとめ最初から”localhost”に転送されるよう仕組まれていたのか、それとも何らかの危険を感じて 恐ろしいことに、今、こうしている間にも大量のフィッシング詐欺メールが発信されたくさんの いつものことながら、誤字・脱字・意味不明がありましたらお許しください(^-^; |
こういった詐欺まがいのブラッキーなメールは、本文中のリンクをクリックしないことが大切!
そしてOS付随のセキュリティーは充てにせず、必ず自身でセキュリティーソフトを導入し
防御することが大切です。
丸腰の方、躊躇しないで「ポチっ」としてご安全に!(*^^*)