『詐欺メール』さくらインターネットから『お支払いが完了しませんでした』と、来た件

迷惑メール

さくらインターネットのユーザーさんご注意を!
※ご注意ください!
このブログエントリーは、フィッシング詐欺メールの注意喚起拡散を目的とし
悪意を持ったメールを発見次第できる限り迅速にをもっとうにご紹介しています。

このようなメールを受け取っても絶対に本文中のリンクをクリックしてはいけません!
リンク先は正規サイトを模した偽のコピーサイトで、フォームにアカウント情報や
クレジットカードの入力させそれらの情報を詐取しようとします。
被害に遭わないために絶対にリンクはクリックせず、どうしても気になる場合は
ブックマークしてあるリンクを使うかスマホアプリを
お使いになってログインするよう
心掛けてください!
また、気が付かずにログインしてしまった場合は、まず落ち着いてできる限り早く
パスワードの変更やクレジットカードの利用停止を行ってください。

★フィッシング詐欺解体新書★

弊社は契約していませんが

契約していない『さくらインターネット』から支払いが完了しなかったという旨のメールが
事務所のinfoアカウント宛に届きました。

『さくらインターネット』は、ウェブサーバーやメールサーバーをレンタルしているホスティングサービスで
本社は大阪市北区に拠点を置いているIT企業です。

うちの事務所、ずいぶん以前にはこちらでお世話になったことがありましたが、それはもう10年以上前の
お話です。
そんな企業から今頃請求があるなんて考えられませんのでこのメールはさくらインターネットを騙った
詐欺メールっぽいです。

では、このメールを解体し詳しく見ていきましょう!
まずはプロパティーから見ていきましょう。

件名は『[spam] お支払いが完了しませんでした』
ご承知の通り件名欄は、差出人が書き込むものですからいくらでも適当に記入できます。
この件名には”[spam]”とスタンプが付けられているので迷惑メールの類です。
このスタンプはスパムスタンプと呼ばれるサーバーからの注意喚起で、これが付いている
ものは全て迷惑メールと判断されたもの。
うちのサーバーの場合注意喚起だけですが、例えばGoogleのGmailサーバーの場合だと
否応なしに『迷惑メール』フォルダーに勝手に保存されるような仕組みもあります。

差出人は
『SAKURA internet <sakura@wei.twdrcap.com>』
皆さんはご存じでしょうか?
この差出人欄は完全に自己申告制で、誰でもウソが書けるフィールド。
ですから、ここは信用できない部分です。

さくらインターネットのオフィシャルサイトでURLを確認すれば簡単に分かることですが
さくらインターネットの公式ドメインは”sakura.ad.jp”で間違っても”wei.twdrcap.com”などと言う
ドメインではありません。
故にこのメールの発信者はさくらインターネットの関係者ではありません!


台北のメールサーバーを使う?!

では、このメールが悪意のあるメールであることを立証していきましょうか!
まず、このメールのヘッダーソースにある”Received”を確認し調査してみます。
私が愛用のThunderbirdの場合、『表示(V)』⇒『メッセージのソース(O)』と進むと見られますよ。

Received:『from logic.247-hosting.com (logic.247-hosting.com [103.129.176.146])』

ここに掲げた”Received”はこのメールが差出人から送信された後最初に通過したサーバーのもので
すなわち差出人が使った送信サーバーの自局情報です。
末尾の4つに区切られた数字の集まりはIPアドレスと呼ばれるいわばインターネット上の住所や電話番号で
同じ数字の集まりは世界中に1つしかありません
でもこの数字の集まりじゃあまりにも煩雑でわかりにくいので、それに文字を割り当て分かり易くした
ものがドメインと呼ばれるものです。

では、メールアドレスにあったドメイン”wei.twdrcap.com”が差出人本人のものなのかどうかを調べてみます。

これがドメイン”wei.twdrcap.com”の登録情報です。
これによると”103.129.176.146”がこのドメインを割当てているIPアドレス。
このメールは明らかにさくらインターネットからのものではないものの”Received”のIPアドレスと
全く同じ数字なのでこのメールアドレスは差出人ご本人さんのもので間違いなさそうです。

Received”に記載されているIPアドレスは、差出人が利用したメールサーバーの情報で
これを紐解けば差出人の素性が見えてきます。
このIPアドレスを元に送信に使われた回線情報とその割り当て地を確認してみます。

やはり表示された地図は台北市でピンは『鶯歌区』に立てられています。
そして送信に利用されたのも台湾に拠点を置く『Weipucomtw』と言うプロバイダーです。
このメールは、この付近に設置されたメールサーバーを介して私に届けられたようですが
果たしてさくらインターネットが台湾の方が取得されたドメインを使い、台北にサーバーから
ユーザー宛にメールを送るのでしょうか?(;^_^A


商売敵のレンタルサーバーを使うなんて(笑)

では引き続き本文。

お支払いが完了しませんでした

請求書 (27863640) の支払いを完了できませんでした。 支払い情報を確認し、リンクされたアカウントに資金があることと、カードが有効であることを確認してください。

サービスが一時的に停止されるリスクを避けるために、当社の Web サイトで請求書を確認し、カードで直接支払うことができます。

カードで直接支払う

サービスの中断と追加の復旧コストを避けるために改修が必要になりました

サポート SAKURA internet

このメールは詐欺メールですから詐欺サイトへのリンクが付けられています。
そのリンクは『カードで直接支払う』って書かれたところに付けられていて、
そのリンク先のURLとトレンドマイクロの『サイトセーフティーセンター』での
危険度評価がこちらです。

既にしっかりフィッシングサイトとしてブラックリストに登録済みですね。
リンクへ移動してもサイトはブロックされるでしょう。

このURLで使われているドメインは、サブドメインを含め”tsumecarelist.jp
このドメインにまつわる情報を取得してみます。

このドメインの登録申請者はさくらインターネットとは商売敵であるエックスサーバー。
自社のサイトをわざわざ商売敵のサーバーで運営するはずなんて絶対ありません!

このドメインを割当てているIPアドレスは”183.181.90.12
このIPアドレスを元にサイト運営に利用されているホスティングサービスとその割り当て地を確認してみます。

地図上にピンが立てられたのは、東京の神田駅前付近。
利用されているホスティングサービスはやはり『エックスサーバー』でした。
この辺りに設置されたウェブサーバーに、リンク先の詐欺サイトは構築されているようです。

危険だと聞かされると余計に見に行きたくなるのが人間のサガ…(;^_^A
それを承知で、しっかりとセキュリティーの整った環境下で見に行ってみました。

するとこのようなログインページが開きました。

架空のでたらめなIDとパスワードでログインしてみると、請求金額も書かれていないクレカ情報を入力する
画面に切り替わりました。

金額も分からないのに誰がそんな情報を打ち込むのでしょうか?(;^_^A
ここを埋めて『次へ』ボタンを押してしまうと人生が台無しになるのでご注意ください!


まとめ

恐らくは昔、さくらインターネットのユーザー登録情報が洩れだしてこのようなメールが届いたのでしょうね。
カゴヤ・ジャパンを騙る詐欺メールも多く来るので、それもユーザー情報が漏れたのでしょう。
どちらもホスティングサービスですが、IT企業らしく情報漏洩しないようセキュリティをしっかり
してほしいものです。

恐ろしいことに、今、こうしている間にも大量のフィッシング詐欺メールが発信されたくさんの
フィッシング詐欺サイトが作られ消滅していきます。
次から次に新種のメールが届くので常に意識して被害に遭わないようご注意ください。

いつものことながら、誤字・脱字・意味不明がありましたらお許しください(^-^;


こういった詐欺まがいのブラッキーなメールは、本文中のリンクをクリックしないことが大切!
そしてOS付随のセキュリティーは充てにせず、必ず自身でセキュリティーソフトを導入し
防御することが大切です。
丸腰の方、躊躇しないで「ポチっ」としてご安全に!(*^^*)

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