『詐欺メール』『【重要なお知らせ】Amazonから情報を確認をお願いします』と、来た件

迷惑メール

あまりにもずさんなメール
※ご注意ください!
このブログエントリーは、フィッシング詐欺メールの注意喚起拡散を目的とし
悪意を持ったメールを発見次第できる限り迅速にをもっとうにご紹介しています。

このようなメールを受け取っても絶対に本文中のリンクをクリックしてはいけません!
リンク先は正規サイトを模した偽のコピーサイトで、フォームにアカウント情報や
クレジットカードの入力させそれらの情報を詐取しようとします。
被害に遭わないために絶対にリンクはクリックせず、どうしても気になる場合は
ブックマークしてあるリンクを使うかスマホアプリを
お使いになってログインするよう
心掛けてください!
また、気が付かずにログインしてしまった場合は、まず落ち着いてできる限り早く
パスワードの変更やクレジットカードの利用停止を行ってください。

★フィッシング詐欺解体新書★

滅茶苦茶なメール本文

このメール、滅茶苦茶すぎて取上げないつもりでしたが余りにも大量なので一度やっときます!

我慢できずに色々落書きしてしまいましたが、当然このメールはAmazonを騙ったフィッシング詐欺メール。
まずはこの件名。
『Amazonから情報確認お願いします』って、どういうつもりで書いているか知りませんが
もう既に日本語がおかしいです!
一番上のバナー画像も画像へのリンクが切れてしまいタグが露出してしまっています。
そして詐欺サイトへのリンクもうまく機能せずこちらもタグが露出し、その他のリンク箇所も全て
タグが露出してしまっています。(;^_^A
このタグから見てそのリンク先のURLに使われているドメインは”927ciaosy.com”だと分かりますね。
このドメインに付いては後ろの項でしっかりチェックいたします。

そしてこの『ご利用明細のご確認はこちら』と書かれたオレンジ色のボタンに詐欺サイトへのリンクを
付けるつもりだったようですが、それ以前にこのメールは、支払い方法に問題が発生したため
アカウントにログインしろと書いてあるのに『ご利用明細のご確認』って書いてあるのもどうかと
思います…

更には『よくあるご質問』がさもQ&Aのように書かれていますが、全然Q&Aになってないのも
笑ってしまいますね。(笑)

次に署名欄にもたくさんの過ちが存在しています。
まずAmazonの正式な会社名は『Amaozn株式会社』ではなく『アマゾンジャパン合同会社』です。
自分所の会社名間違いますかね?(-_-;)
でもって、送信元として記載のメールアドレスは、どう見ても三井住友カードの”vpass.ne.jp”が
使われていますし、著作権表示も『Copyright (C) Sumitomo Mitsui Card Co., Ltd.』と完全に
『三井住友カード』のものとなっています。

これらは意図的なのか、それともド天然さんなのか…(;^_^A

では、このメールを解体し詳しく見ていきましょう!
まずはプロパティーから見ていきましょう。

件名は『[spam] 【重要なお知らせ】Amazonから情報を確認をお願いします』
ご承知の通り件名欄は、差出人が書き込むものですからいくらでも適当に記入できます。

もうこの件名のメール、1日に何通届くのかって、そりゃもうものすごい数が次から次へと送られてきて
メールボックスが溢れ出しそうです…(-_-;)

この件名には”[spam]”とスタンプが付けられているので迷惑メールの類です。
このスタンプはスパムスタンプと呼ばれるサーバーからの注意喚起で、これが付いている
ものは全て迷惑メールと判断されたもの。
うちのサーバーの場合注意喚起だけですが、例えばGoogleのGmailサーバーの場合だと
否応なしに『迷惑メール』フォルダーに勝手に保存されるような仕組みもあります。

差出人は
『”Amazon.co.jp” <example-*****@amazon.co.jp>』
皆さんはご存じでしょうか?
この差出人欄は完全に自己申告制で、誰でもウソが書けるフィールド。
ですから、ここは信用できない部分です。

例によって、受信者のメールアカウントが送信者のアカウントの中に紛れ込んでいます。
どうでしょう、最近の詐欺メールの8割がこのパターンで送られてきます。
当然、差出人のメールアドレスは偽装されています。


送信サーバーはマーライオンの近くに!?

では、このメールが悪意のあるメールであることを立証していきましょうか!
まず、このメールのヘッダーソースにある”Received”を確認し調査してみます。
私が愛用のThunderbirdの場合、『表示(V)』⇒『メッセージのソース(O)』と進むと見られますよ。

Received:『from VM-0-4-centos.localdomain (unknown [129.226.195.126])』

この”*****.localdomain”ってもの最近の詐欺メールの特徴です!
このメールはアドレスを偽装しているので、特定電子メール法違反となり処罰の対象とされます。

※特定電子メール法違反
・個人の場合、1年以下の懲役または100万円以下の罰金
・法人の場合、行為者を罰する

Received”は、このメールが通過してきた各受送信サーバーが自身で刻む自局のホスト情報です。
ここに掲げた”Received”はこのメールが最初に通過したサーバーのもの。
すなわち、差出人が使った送信サーバーの自局情報。
記載されている末尾の数字”129.226.195.126”は、そのサーバーのIPアドレスになります。
これを紐解けば差出人の素性が見えてきます。
このIPアドレスを元に送信に使われた回線情報とその割り当て地を確認してみます。

送信に利用されたのは、中国の『Tencent Cloud Computing (Beijing) Co』と言うプロバイダーです。

位置情報は、IPアドレスを元にしているので、かなりアバウトな位置であることを
ご承知いただいた上でご覧ください。

代表地点としてピンが立てられたのは、シンガポールの有名な観光スポットのマーライオン近くですね。
このメールは、この付近に設置されたメールサーバーを介して私に届けられたようです。


露出したタグにあったURLを調査

では引き続き本文。

※支払い方法に異常が検出されました

お客様のAmazonアカウントで使用されている支払い方法に問題が発生しました。セキュリティを確保するため、アカウントへのアクセスが一時的に制限されています。

以下のリンクからログインして、問題を解決してください。

このメールは詐欺メールですから詐欺サイトへのリンクが付けられています。
そのリンクは、タグが露出したところにこのように書かれています。

でも、これは嘘。
接続してみると直ぐにリダイレクト(自動転送)されて別のURLに飛ばされます。
そのリダイレクト先のURLとトレンドマイクロの『サイトセーフティーセンター』での
危険度評価がこちらです。

既にしっかりブラックリストに登録済みですね。
リンクへ移動してもサイトはブロックされるでしょう。

このURLで使われているドメインは”blackbeltbakery.com”で、Amazonとは程遠いもの。
このドメインにまつわる情報を取得してみます。

中国で管理されているこのドメインを割当てているIPアドレスは”43.153.180.94
このIPアドレスを元にサイト運営に利用されているホスティングサービスとその割り当て地を確認してみます。

利用されているホスティングサービスは、中国広東省深圳市に本拠を置く
『Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited』

こちらもIPアドレスを元にしているので、アバウトな位置であることをご承知いただいた上で
ご覧ください。
今度ピンが立てられたのは、国内最大の詐欺サイトアジトのある『杉並区和泉2丁目公園』付近。
この辺りに設置されたウェブサーバーに、リンク先の詐欺サイトは構築されているようです。

危険だと聞かされると余計に見に行きたくなるのが人間のサガ…(;^_^A
それを承知で、しっかりとセキュリティーの整った環境下で見に行ってみました。

残念ながら今現在も詐欺サイトは存在し稼働しています。
ここにAmazonのアカウント情報を入力してログインボタンを押してしまうと、その情報は詐欺師の手中に落ち
詐欺被害に遭うことになります。


まとめ

まあでも、このような滅茶苦茶なメールに騙されるって人もし居るとすればその人も悪いと思いますが…

恐ろしいことに、今、こうしている間にも大量のフィッシング詐欺メールが発信されたくさんの
フィッシング詐欺サイトが作られ消滅していきます。
次から次に新種のメールが届くので常に意識して被害に遭わないようご注意ください。

いつものことながら、誤字・脱字・意味不明がありましたらお許しください(^-^;


こういった詐欺まがいのブラッキーなメールは、本文中のリンクをクリックしないことが大切!
そしてOS付随のセキュリティーは充てにせず、必ず自身でセキュリティーソフトを導入し
防御することが大切です。
丸腰の方、躊躇しないで「ポチっ」としてご安全に!(*^^*)

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