『詐欺メール』Amazonから「会員資格の無効通知」と、来た件

迷惑メール
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リンク先は既にトンズラ
※ご注意ください!
このブログエントリーは、フィッシング詐欺メールの注意喚起拡散を目的とし
悪意を持ったメールを発見次第できる限り迅速にをもっとうにご紹介しています。

このようなメールを受け取っても絶対に本文中のリンクをクリックしてはいけません!
リンク先は正規サイトを模した偽のコピーサイトで、フォームにアカウント情報や
クレジットカードの入力させそれらの情報を詐取しようとします。
被害に遭わないために絶対にリンクはクリックせず、どうしても気になる場合は
ブックマークしてあるリンクを使うかスマホアプリを
お使いになってログインするよう
心掛けてください!
また、気が付かずにログインしてしまった場合は、まず落ち着いてできる限り早く
パスワードの変更やクレジットカードの利用停止を行ってください。

★フィッシング詐欺解体新書★

数字の中国ドメイン

Amazonらしからぬ楽天のように赤いリンクボタンの付いたフィッシング詐欺メールが到着しました。

書かれているのは、アマゾンプライムの会費が上手く支払えてないのでリンクから支払方法を
更新するよう促す内容。

では、このメールを解体し詳しく見ていきましょう!
まずはプロパティーから見ていきましょう。

件名は
「[spam] 会員資格の無効通知#462-7628821」
ご承知の通り件名欄は、差出人が書き込むものですからいくらでも適当に記入できます。
この件名には”[spam]”とスタンプが付けられているので迷惑メールの類です。

もちろん末尾の数字は適当な連番。
このスタンプはスパムスタンプと呼ばれるサーバーからの注意喚起で、これが付いている
ものは全て迷惑メールと判断されたもの。
うちのサーバーの場合注意喚起だけですが、例えばGoogleのGmailサーバーの場合だと
否応なしに「迷惑メール」フォルダーに勝手に保存されるような仕組みもあります。

差出人は
「”Amazon.co.jp” <amazon-info@29395.cn>」
皆さんはご存じでしょうか?
この差出人欄は完全に自己申告制で、誰でもウソが書けるフィールド。
ですから、ここは信用できない部分です。

確かにAmazonらしいメールアドレスですが「Amazon」さんには、”amazon.co.jp”って
正規ドメインをお持ちです。
正規ドメインが有るのにそれ以外のこのような数字の中国ドメインを使ったメールアドレスで
ユーザーさんにメールを送るなんて信用問題に関わる大きな問題です。


発信元サーバーは東京都千代田区に?!

では、このメールがフィッシング詐欺メールであることを立証していきましょうか!
まず、このメールのヘッダーソースを確認し調査してみます。
私が愛用のThunderbirdの場合、「表示(V)」⇒「メッセージのソース(O)」と進むと見られますよ。
ソースから抜き出した「フィールド御三家」がこちらです。

Return-Path: 「amazon-info@29395.cn」

Return-Path”は、このメールが何らかの障害で不達に終わった際に返信される
メールアドレスです。
一般的には、差出人と同じメールアドレスが記載されますが、ここは誰でも簡単に
偽装可能なフィールドなのであてにできません。

Message-ID:「0043828234ef$5a8767d4$500d7c1a$@Amazon.co.jp」

Message-ID”は、そのメールに与えられた固有の識別因子。
このIDは世の中に1つしかありません。
”@”以降は、メールアドレスと同じドメインか若しくはデバイス名が入ります。
ここには”Amazon.co.jp”ってドメインが使われていますね。
でもドメインって全部小文字なんですよね…(笑)

Received:「from 29395.cn (unknown [137.220.234.5])」

Received”は、このメールが通過してきた各受送信サーバーが自身で刻む
自局のホスト情報です。
ここに掲げた”Received”はこのメールが最初に通過したサーバーのもの。
すなわち、差出人が使った送信サーバーの自局情報。
記載されている末尾の数字は、そのサーバーのIPアドレスになります。

まずこのドメイン”29395.cn”の情報を取得してみます。

持ち主は、時折見かける方で、私には読めない文字を含む漢字三文字の方。

137.220.234.5”がこのドメインを割当てているIPアドレス。
Received”のIPアドレスと同じですからドレス偽装はありませんでした。

「フィールド御三家」の中で一番重要なのは”Received
これを紐解けば差出人の素性が見えてきます。
Received”のIPアドレス”137.220.234.5”は、差出人が利用しているメールサーバーのもの。
このIPアドレスを元にその割り当て地を確認してみます。

IPアドレスを元にしているので、かなりアバウトな位置であることをご承知いただいた上でご覧ください。

利用されているプロバイダーは「Rackip Consultancy Pte. LTD」と言うシンガポールの会社。

そしてピンが立てられたのは、東京都千代田区付近です。
このメールは、この付近に設置されたメールサーバーを介して私に届けられたようです。


あぶり出したかのように浮き上がる文字

では引き続き本文。

このメールをHTML表示からTEXT表示に切換えてみると。

なんか、あぶり出したかのようにタグのような意味の分からない文字列が表示され、
「65179137  会員ログイン」もHTMLには無かったものです。
これはどんな意味があるのでしょうね?

このメールは、フィッシング詐欺メールなので詐欺サイトへのリンクが付けられています。
そのリンクは「会員ログイン」って書かれた赤いボタンに張られていて、リンク先の
URLがこちらです。

このサイトの危険性をトレンドマイクロの「サイトセーフティーセンター」で確認してみます。

おっと、まだ「未評価」のようです。
このようなフィッシング詐欺サイトがこの評価ではあまりにも危険すぎます。
評価を変更していただけるよう早速申請しておきます。

このURLで使われているドメインは、サブドメインを含め”amauz-6anaz.rjrir.com
このドメインにまつわる情報を取得してみます。

このドメインは、存在するようですが現在はどのIPアドレスにも割り当てられていないようで
ウェブサイトには接続できない可能性が高いですね。

一応確認のため安全な方法でリンク先の詐欺サイトに調査目的で訪れてみました。
すると、Chromeが接続をブロックしてきました。
やはりこのURLではかつて危険なサイトを立ち上げていたようですね。

危険を承知で更に先に進んでみましたが想像通りの結果となりました。
「amauz-6anaz.rjrir.com のサーバーの IP アドレスが見つかりませんでした」との事なので
やはりどのIPアドレスに割当てられていないことがここでも分かりました。

詐欺サイトは、捜査の手が及ぶのを恐れ、えてして時々姿をくらまします。
こうすることで少しでも捜査の手から逃れようとしているのです。
先程ご覧いただいた通り、IPアドレスとドメインは紐づけされたままなのでサイトは簡単に
復活することが可能な状態です。


まとめ

もしかしたら、接続できなかったサイトは現在別のドメインを使ったサイトとして運営されているかも
知れませんね。
そう考えてみると、詐欺サイトなんてドメインとさえ持っていればそのドメインの数だけ
引っ越すことが可能なのが分かりますからいたちごっこかもしれません。

恐ろしいことに、今、こうしている間にも大量のフィッシング詐欺メールが発信されたくさんの
フィッシング詐欺サイトが作られ消滅していきます。
次から次に新種のメールが届くので常に意識して被害に遭わないようご注意ください。

いつものことながら、誤字・脱字・意味不明がありましたらお許しください(^-^;


こういった詐欺まがいのブラッキーなメールは、本文中のリンクをクリックしないことが大切!
そしてOS付随のセキュリティーは充てにせず、必ず自身でセキュリティーソフトを導入し
防御することが大切です。
丸腰の方、躊躇しないで「ポチっ」としてご安全に!(*^^*)

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