何やらまたおかしなメールが届いています。 今回も「Amazon」を騙る「詐欺メール」 しかしAmazonやLINEを騙った詐欺メールはホント多いですね~ 全く同じ内容のメールを毎日毎日送ってきます。 そろそろ諦めればいいのにね…(´-ω-`) 最初に言っておきますが、迷惑メールや詐欺メールは受け取っただけでは何も被害を 受けることはありません。 詐欺被害の入口はリンクをクリックすることで始まります。 なのでショッピングサイトなどからのメールで身に覚えのないものは無視しましょう。 それでもどうしても気になると言う方はスマホアプリ経由でログインするか PCならブラウザに保存してあるブックマークやお気に入りから接続するか GoogleやYahooなどで検索して接続するように心がけてください。 これが今回受取った「詐欺メール」です。 もう説明するのも面倒なのですが…(´-ω-`) 差出人のアドレスが胡散臭くて(笑) まずは差出人。 「Amazon Services Japan <service01@w4.51liaohan.com>」 胡散臭いですよね~ アマゾンがこんなアドレスのメール使うものですか! アマゾンが利用するEメールアドレスの一覧はこちら。 ちゃんとアマゾンのサイトで注意喚起されていますので参考までに。 まず怪しいメールを受取ったら真っ先に相手のEメールアドレスを確認しましょう! 差出人の名前に似つかぬアドレスだったら間違いなく迷惑メールや詐欺メール確定です。 なぜに半角スペース? 続いて件名。 「[spam] Amazon. co. jp にご登録のアカウントの確認」 当然の如くスパムフィルターに引っ掛かり[spam]スタンプが押されています。 で、「Amazon. co. jp 」に注目してみて下さい。 “.”の後ろに怪しげな半角スペースが入れられています… 意味がるのかどうか知りませんが、変に気になってしまうのは私だけ?(笑) 翻訳機のクセか?! では今度は本文を確認してみましょう♪ それらしい内容ですが、よく読んでみると相変わらず難しい言い回しがの箇所が多ような。 きっと翻訳機で日本語に機械的に翻訳したんでしょうね。 正規のアマゾンからのメールだとしたらこんな難しい言い回しはしないと思いますよ。 「このサスペンション」って何なんでしょう?どのサスペンション? サスペンションって車とかの部品しか知りませんけど…(笑) それに「削去」なんて言葉、生粋の日本人でも使わない言葉です。 そして極めつけは「その後、データを回復することはえきません、」( ´,_ゝ`)プッ 「えきません」って新しい言葉?それとも方言? (≧▽≦)彡☆バンバン で、とどのつまりは、文章の終わりの句読点が”、”…あり得ない。 プレーンテキストにすると分かる事が PCにしろスマホにしろ皆さん普段メールを表示する時は「HTML」と言う形式で 表示されていると思います。 この「HTML」形式だと文字装飾や画像などを表示することはできるので 表現豊かなメールとなりとても見易くなります。 なので、大概のメールソフトはデフォルトでこの状態になっています。 でも、「HTML」形式のメールの場合、タグ内に様々な悪意を持ったコンテンツを 入れることができるのをご存知でしょうか? 単純なもので言うと「リンク」。 メールの中にリンクボタンを配置しておくと、読み手は容易にボタンを押して リンクを接続できるようになります。 でも表面上はボタンなので読み手側は実際にどこへ接続されるか分かりませんよね? 詐欺メールの場合、接続されるサイトはコピーされた模造サイトの場合が多く このボタンが被害者になる入り口となります。 因みにPCのメールソフトの場合、表示方法を設定で「HTML」形式から 「プレーンテキスト」の形式に変更することが可能です。 私の使ってるThunderbirdの場合はメニューバーにある「表示」から 「メッセージの表示形式」⇒「プレーンテキスト」とすることで切り替えができます。 先にお見せしたメールを「プレーンテキスト」形式に切替えて見てみるとどうなるでしょうか? こうなります♪ 何が違うかと言うと、リンクボタンだったところに実際に接続されるURLが露出してきました。 ねっ、こんなの全くアマゾンと関係ないURL。 こうやって見るだけでも「詐欺メール」の判断が可能ですよね~ サイトは既に閉鎖 何時ものように調査しようとURLに接続してみると… 当局の手入れが入ったのか残念ながらサイトは既に閉鎖されていました。 しかし、懲りもせずに毎日毎日送ってきますよねまったく・・・ だいたいアマゾンが何の落ち度もない有料ユーザーであるプライムアカウントを勝手に 中断させたり削除することはありません! こんなメールを受け取ると受信者は焦るかもしれませんが、それは詐欺師の思う壺! こんな時こそ冷静に判断できるように日ごろからスキルを身に着けておくことが大切です。 そして受信者の義務として「迷惑メール相談センター」に「詐欺メール」を転送して おきましょう。 迷惑メール相談センターへ通報します では最後に、受信者の責任として受け取った「迷惑メール」を通報。 「迷惑メール相談センター情報提供ページ」にある メールアドレス(meiwaku@dekyo.or.jp)宛に「ヘッダーをすべて表示させた」状態で転送します。 はい、お疲れ様でした (^^♪ |