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『グルメ』住宅街の古民家『櫓心祜』で送別会してきた件

 

 

 

大正時代の建物を利用した静かなお店


昨夜、直属女性部下の送別会を名古屋市天白区の「櫓心祜(ろここ)」さんで行いました。
場所は名古屋市東部の幹線道路から少し入った住宅街にあり、駐車場に降り立った瞬間から都会の喧騒を離れた異空間にいざなわれます。

車を降り、10mほどの細い石畳の奥にあるガラスの引戸を開けると、上がりかまちのある玄関。
靴を脱ぎ、長い廊下と言うか縁側の奥にある個室へ案内されます。
そこは無垢の重厚な座卓に座椅子が6つ並んだすごく趣のある座敷。


ほどなく女性スタッフが丁寧にお膳を並べ、飲み物の注文を受けた後、先付けを順に配置していきます。
そして箸をつける前にキッチリ料理の説明をしてくださります。
私たちは、早く食べた気持ちを抑えそれを神妙な面持ちでうなずきながら聞き入ります。
スタッフの「では、どうぞ」と言うのを合図に「おあずけ」から解放された犬の様にあちらこちらで橋を持つ音が。相変わらずピンボケ写真ですが、真ん中の揚げ物は富山名産の「白エビ」だそうです。


次に出てきたのはお造り。奥からマグロ、ツバス、アズキマス
「アズキマス」は我々釣り人には身近な魚です。
ハタ系の白身の魚でなかなか流通量が少なく手に入らないもの。
一般的に「キジハタ」と呼ばれますが関西ではアコウと呼ばれ高級魚として1キロあたり1万円程度で流通するお魚です。
どれも脂がのって甘みもあり盛り方の妙もあってか美味しい。


続いて焼き物。
これもなかなか珍しい「アイナメ」の塩焼き。

皮目がパリッパリに仕上げてありこおばしく、身は少し歯ごたえがある白身でこれも美味しくいただきました。


続いて、小鉢、揚げ物、椀物と続きます。




そしてメインのご飯もの。
香の物はキャラブキのとセロリのしょうゆ漬け。
味噌汁は名古屋定番の赤だし。


最後にデザートと抹茶でサッパリと締めくくられました。


どの料理も拘りが随所に見え美味しくいただきました。
ただ、料理の方は大人の男性にはちょっとボリュームが少ないかな…

最後にうかがったところ、建物は大正時代の民家だそうで、築100年以上の物件だとか。(HPには昭和と書かれていますが…)
管理も大変そうです。

私は家に帰り、ひと風呂あびた後、先日釣った「タケノコメバル」の煮つけでもう一杯いただきました。

その釣行記は、サブサイト「ハートさんのサボリ場」で紹介しています。
良かったらご覧ください。


あっ、そうそう、今回の目的は送別会でした。
私の部下として途中出産のため産休もありましたが、合計約4年間厳しさにも耐え頑張ってくれましたが、ご家庭の事情での退社です。
お疲れさまでした、この先の人生でこの4年間に培ったことが糧になれば…


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