マスターファイルを利用 |
すいません、今回は仕事の話です。 ご興味のない方は読み飛ばしてください。 前にも書きましたが、私heartは日々CADを使って空調や水回りなどの建築設備の施工図面を描いています。 この施工図の描き始めは、建屋の設計図となる意匠設計図と呼ばれるラフな図を元に工事の進捗に合わせ様々な情報を与え進めていきます。 ご存知の方も多い事と思いますが、CADの図面はレイヤーやシートと呼ばれる画層で情報を管理します。 先に書いた平詳の差替えですが現場によってはかなり頻繁に行われますが、平詳には設備図に不要な物や必要ではあるが常に表示する必要が無いもの。 少し前に聞いた話ですが、大手ゼネコンの場合も作図を外注に発注することが殆どなので画層の管理は書き手に依存するのでばらつきがあるそうです。 ただ、我々設備側が思うように理想的に画層管理はされていませんがそれ以上に細かく画層管理されている場合は割と対処のしようがあります。 私の場合、平詳編集という名称で平詳を設備図用に編集するためのマスターファイルを作成してあります。 もし平詳が設備図に利用できるよう理想的に画層管理がされていればマスターファイルで予め不要と思われる画層を非表示にしておいたり、単一色にしたい画層はBylayer(画層毎に色をや線種、線幅などを割り当てる機能)を設定しておけば平詳を読込んだだけで理想的に処理されるのです。 長々と書きましたが、日々毎日CADを使っていると同じ作業の繰り返しになることも多いためいかに効率的でロスや手数の少ないオペレートができないかと常に思っております。 マニアックですがこれからもCADに関わらず様々な情報をこのheartlandで共有できればと思っています。 |
『CAD作業効率化』画層管理をお勧めする件
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