【詐欺メール】「楽天ポイント有効期限のお知らせ」は偽物!表示URLと実際のリンク先が異なるフィッシング

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HEARTLAND-LAB SECURITY REPORT

「【重要】楽天ポイント有効期限のお知らせ」は偽物!表示URLと実際のリンク先が異なるフィッシング

楽天ポイント4,659ポイントが失効すると焦らせ、楽天カードの公式URLに見せかけたリンクから偽サイトへ誘導するメールを確認しました。メール内のリンクは開かず、楽天PointClubや楽天カードの公式アプリ・ブックマークから確認してください。

こんにちは、Heartland-Lab(ハートランド・ラボ)です。今回は、「【重要】楽天ポイント有効期限のお知らせ(期限:8月1日)No.52547」という件名で届いた、楽天を装うフィッシングメールを確認しました。

メールには「現在の保有ポイント 4,659ポイント」「有効期限 2026年8月1日」と具体的な数字が書かれ、手続きを急がせます。しかし、画面に表示されたURLと実際の接続先は一致していません。

調査結果の概要

判定 楽天を装ったポイント失効型フィッシング
危険度 ★★★★★
メール件名 【重要】楽天ポイント有効期限のお知らせ(期限:8月1日)No.52547
表示URL https://www.rakuten-card.co.jp/online-update/
実際の接続先 wjsnbstqkiosf[.]top/OWgtSEYJ/
送信元 boilong[.]comを使用
SPF pass(boilong[.]comとして認証)
DKIM 判定不能

※メールヘッダー詳細は個人情報保護のため非掲載

届いたメール本文

本文では、ポイント失効日を翌日に設定し、「所要時間:約1分」「期限を過ぎるとすべて失効」と不安をあおっています。楽天市場での利用、商品券への交換、キャッシュバックなど、もっともらしい利用方法も並べています。

「4,659ポイント」「2026年8月1日」と具体的な数字で焦らせる偽メール

最大の注意点:画面上は楽天カードの公式URLに見えますが、リンクに設定された実際の接続先はまったく別の不審なドメインです。メール本文に正規URLが表示されていても、安全とは限りません。

クリックすると偽のセキュリティ確認画面へ

リンク先では、すぐにログイン画面を表示せず、最初にセキュリティチェックを装う画面が表示されました。こうした中間画面は、アクセスした人に「安全確認を通過しているサイト」と誤認させるために使われることがあります。

安全確認を装い、次のページへ進ませる中間画面

ブラウザとセキュリティソフトが危険を警告

調査時には、Chromeのセーフブラウジング警告と、ウイルスバスターによる危険サイト警告が表示されました。複数の保護機能が警告した時点で、先へ進まずページを閉じるのが安全です。

Chromeがフィッシングの可能性を警告した画面

セキュリティソフトでも不正サイトとして遮断

最終的に楽天e-NAVIの偽ログイン画面へ誘導

警告を無視して進むと、楽天e-NAVIを模倣したログイン画面が表示されます。ここで楽天IDやパスワードを入力すると、攻撃者に送信され、アカウント乗っ取りや不正利用につながるおそれがあります。

楽天e-NAVIを精巧にまねたPC向け偽ログイン画面

SPFがpassでも正規メールとは限らない

今回のメールはSPFがpassでした。しかし、これは楽天の正規ドメインとして認証されたという意味ではなく、Return-Pathに使われたboilong[.]comの送信サーバーとして認証された結果です。

差出人欄に「楽天株式会社 <info@rakuten.co.jp>」と表示されていても、実際の配送経路やReturn-Pathが楽天と無関係であれば、表示名だけを信用してはいけません。

楽天ポイントの期限は公式画面から確認する

楽天ポイントには通常ポイントと期間限定ポイントがあります。通常ポイントは、最後にポイントを獲得した月を含めて1年間が有効期間で、期間内に新たなポイントを獲得すると延長されます。期間限定ポイントは、キャンペーンごとに期限が異なります。

残高や期限を確認するときは、メール内のリンクではなく、楽天PointClubの公式サイトや公式アプリを自分で開いて確認してください。

メールを受け取ったときの対処法

  1. メール内のリンクやボタンを押さない
  2. 楽天PointClubや楽天カードの公式アプリを直接開く
  3. 表示URLではなく、実際のリンク先ドメインを確認する
  4. ブラウザやセキュリティソフトの警告を無視しない
  5. 不審メールは削除し、返信しない

入力してしまった場合

  • 楽天IDのパスワードを公式サイトから直ちに変更する
  • 同じパスワードを使っている他サービスも変更する
  • 楽天カードや利用明細に身に覚えのない取引がないか確認する
  • カード情報を入力した場合は、カード会社へ連絡する

まとめ

今回のメールは、楽天ポイントの失効を装い、正規URLに見える文字列から不審なドメインへ誘導するフィッシングです。「メールに楽天のURLが書かれているから本物」と判断せず、必ず公式アプリやブックマークから確認してください。

この記事は、2026年7月31日に確認したメールと接続結果をもとに作成しています。詐欺サイトは短期間でURLや表示内容を変更することがあります。

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