『詐欺メール』Amazonから『【重要】ご注文の支払い認証のお願い』と、来た件


★詐欺メール解体新書★


スマホやタブレットが普及し増々便利になる私たちが生活する世の中。
それに比例して増えてくるのが悪質な詐欺行為。
このブログエントリーは、フィッシング詐欺メールの注意喚起拡散を目的とし
悪意を持ったメールを発見次第できる限り迅速なご紹介を心掛けています。
もし気が付かずに詐欺サイトログインしてしまった場合は、まず落ち着いてできる限り早く
パスワードの変更やクレジットカードの利用停止を行ってください。


いつもご覧くださりありがとうございます!

☆当サイトでは、今の観点から不審なメールであるかどうかを解析して行きます☆

  • 件名の見出しを確認
  • メールアドレスのドメインを確認
  • リンク先のドメインを確認

できる限り分かりやすく説明していいます。
最後までお読みいただても5分~10分程度ですのでごゆっくりご覧ください。
では、進めてまいります。


前書き

今朝のメールチェックで私のもとに届いた怪しく危険なメールは一晩で230通余り。
最近特に増加傾向にあります。
これまでに経験上、年明けから増加し始めて春節前(中国の旧正月)をピークに春節中は激減するのが常。
しばらくこういった状態が続くと思われます。
そんな中で多くみられるのが相変わらず Amazon を騙る怪しく危険なメールたち。
今日はこの Amazon を騙るメールに絞っていくつかご紹介することにしようと思います。

では、今回も詳しく見ていくことにしましょう。


以下、そのメールです。
※テキストだけコピペしてありますので、性質上文字化け等はご容赦ください。
またリンクのURLは直リンク防止のため文字を一部変更してあります。


メール本文


ここから本文
↓↓↓↓↓↓



件名:[spam] 【重要】ご注文の支払い認証のお願い
送信者:*****@*****.*** ←私のメールアドレス


Amazon Logo
ご注文の支払い認証のお願い
異なる地域からの支払い試行が検知されました。
ご連絡いたします。

2026年01月13日 10:13:00(日本時間)に、三井住友カードをご利用のご注文番号 「JP-AMZ-20251011-9012345-879」において、東京以外の地域(IP: 192.168.140.130) からの支払い試行が検出されました。

現在、この注文は保留( 一時的に停止)の状態となっております。

お支払い状況は、以下のURLからご確認ください。
h**ps://www.smbc-card.com/mem/index.jsp

このご注文にお心当たりがない場合は、下のボタンをクリックしてアカウントにログインし、 アカウントの安全をご確認ください。

今すぐ認証手続きを開始

Amazon.co.jpでのご注文を安全に進行するため、24時間以内に支払い情報をご確認ください。

現在の状態: 支払い認証保留中(確認後、2営業日以内に発送予定)

安全提示: 2段階認証を有効化することで、支払いの安全性をさらに強化できます。

異地支払いの原因は? アカウント設定
支払い方法:クレジットカード、デビットカード、Amazonギフト券
注文詳細:注文履歴より確認可能
サポート: ヘルプページ
ご確認がない場合、注文がキャンセルされる可能性がございます。

Amazon.co.jp – いつも、笑顔を.
このメールは <no-reply@amazon.co.jp> から送信されています。
©2025 Amazon.com. All rights reserved.
プライバシーポリシー | 配信停止
送信者:アマゾンジャパン合同会社


↑↑↑↑↑↑
本文ここまで



このメールは、フィッシング詐欺(偽メール)である可能性が極めて高いです。
その理由を整理しますが、危険なメールなのでメール内のリンクをクリックしたり、個人情報を入力したりしないよう強くお勧めします。

  1. 送信者が私自身のメールアドレスである
    Amazonや三井住友カードが、受信者自身のアドレスから送ってくることは絶対にありません。
    これは「送信者表示を偽装」する典型的な詐欺手口です。
  2. 支払い試行が検出されたIPアドレスが 192.168.x.x
    ネットに詳しい方なら一目でわかると思いますが「IP: 192.168.140.130」と言うアドレスは「192.168.」から始まるのでこれは プライベートIPアドレス で、インターネット上の地域判定には絶対に使われません。
    本物のAmazonやカード会社が、こんなIP表記をすることはありません。
  3. Amazonの注文なのに三井住友カードのURLに誘導
    h**ps://www.smbc-card.com/mem/index.jsp」(直リンク防止のため一部文字を変更)
    これは三井住友カードのURLで Amazon のものではありません。
    Amazon の支払い確認 は Amazon 公式サイト内で完結するはずなので、カード会社サイトにログインさせるのは不自然です。
  4. 注文番号の形式が不自然
    Amazonを利用している方ならご存じかと思いますが、Amazonでは「JP-AMZ-20251011-9012345-879」のような注文番号形式は使用されず「123-1234567-1234567」の形式です。
  5. 不安を煽る表現
    「24時間以内」「注文がキャンセルされる可能性」など、急がせることで冷静な判断を失わせようとしています。
    これは詐欺メールの典型です。

件名の見出しを確認

この件名の見出しには”[spam]”とスタンプが付けられているので迷惑メールの類です。
このスタンプはスパムスタンプと呼ばれるサーバーからの注意喚起で、これが付いている
ものは全て迷惑メールと判断されたもの。
うちのサーバーの場合注意喚起だけですが、例えばGoogleのGmailサーバーの場合だと
否応なしに「迷惑メール」フォルダーに勝手に保存されるような仕組みもあります。


メールのヘッダー情報を確認

では、送信者の素性が分かるメールヘッダーの「Receivedフィールド」から情報を探ってみます。
こちらがこのメールのReceivedフィールドです。


Received: from infoo2.swiftpostmail.cfd (unknown [38.49.29.202])


本来ならここには、送信者のメールアドレスと同じドメインが記載されるはずですがそれとは全く異なる「infoo2.swiftpostmail.cfd」なんてドメインが記載されていますね。
もうこの時点で偽メール確定!

Received のカッコ内は、送信サーバーが自身で書き込むもので、偽装することはできません。

このReceivedフィールドの末尾にあるIPアドレスからメールの発信地を「IP調査兵団」で導き出してみると、ロサンゼルス付近です。

最近この辺りは、怪しいメール発信地のトレンドの1つです。


リンク先のドメインを確認

さて、本文の「今すぐ認証手続きを開始」と書かれた部分に付けられた詐欺サイトへのリンクですがURLは以下の通りです。

【h**ps://subject.postalservicecenter.cfd/v9/app/vue/page/amxun?track=95482153451245442】
(直リンク防止のため一部の文字を変更してあります)

ご覧の通りAmazonのドメイン(amazon.co.jp)とは異なるものが利用されていますから、このサイトは公式サイトではありません!

このドメインを割当てているIPアドレスをGrupo」さんで取得してみます。

割当てているIPアドレスは「 104.21.15.77」
IP調査兵団」でこのIPアドレスからそのロケーション地域を調べると、詐欺サイト設置場所は、カナダのトロント市庁舎付近であることが分かりました。
これは最近のトレンドで多くの詐欺サイトがこの付近に設置されています。

リンクをたどってみると、即座にウイルスバスターにブロックされました。
既にセキュリティサービスでは危険なサイトとしてリスト入りしているようです。
ブロックを解除してみると開いたのは以下のページです。

いくら待っても先に進むことが無いので、リンク先はサーバー管理者の手により既に廃棄されたようです。


まとめ

メールの文面や送信者のメールアドレスからこのメールを詐欺メールと判定いたしました。

恐ろしいことに、今、こうしている間にも大量のフィッシング詐欺メールが発信されたくさんのフィッシング詐欺サイトが作られ消滅していきます。
次から次に新種のメールが届くので常に意識して被害に遭わないようご注意ください。

いつものことながら、誤字・脱字・意味不明がありましたらお許しください(^-^;