★フィッシング詐欺解体新書★ | |||
スマホやタブレットが普及し増々便利になる私たちが生活する世の中。 それに比例して増えてくるのが悪質な詐欺行為。 このブログエントリーは、フィッシング詐欺メールの注意喚起拡散を目的とし 悪意を持ったメールを発見次第できる限り迅速なご紹介を心掛けています。 もし気が付かずに詐欺サイトログインしてしまった場合は、まず落ち着いてできる限り早く パスワードの変更やクレジットカードの利用停止を行ってください。
いつもご覧くださりありがとうございます! ・当サイトでは、今の観点から不審なメールであるかどうかを解析して行きます。
できる限り分かりやすく説明していいます。 | |||
プライムの会費、間違ってません?今回は、『Amazon』に成り済ます不審なメールのご紹介となります。
Amazon のプライム会費の支払いが承認されないので、7日以内にリンクから支払い方法を更新するように促しています。 では、順を追って不審なメールかどうかを確認していきましょう。 件名の見出しを確認この件名の見出しには”[spam]”とスタンプが付けられているので迷惑メールの類です。 メールアドレスのドメインを確認送信者として記載されているメールアドレスのドメイン(@より後ろ)は『service.cpfaj.cn』 では、送信者の素性が分かるメールヘッダーの『Receivedフィールド』から情報を探ってみます。
このドメイン『service.cpfaj.cn』に関する詳しい情報を『Grupo』さんで取得してみます。 ReceivedフィールドのIPアドレスと合致しましたので、送信者はAmazon関係者では無いもののこの方は大胆にも自身のメールアドレスを利用してこのメールを送ってきたようです。 このReceivedフィールドの末尾にあるIPアドレスからメールの発信地を導き出してみると、米国のサンタクララ付近であることが分かりました。 宛名を確認このメールには宛名がありません。 リンク先のドメインを確認さて、本文の『支払方法を更新する』と書かれた部分に付けられた詐欺サイトへのリンクですがURLは以下の通りです。 先程と同様に『Grupo』さんでこのドメインに関する情報を取得してみます。 このドメインは、米国のテキサス州の方が取得しているようです。 リンクを辿ってみると、このようなページが開きました。 Amazon のログインページです。 ほら! 当然、ここにログインしてしまうとその情報は詐欺犯に把握され不正ログインが可能となります。 | |||
まとめ恐ろしいことに、今、こうしている間にも大量のフィッシング詐欺メールが発信されたくさんの いつものことながら、誤字・脱字・意味不明がありましたらお許しください(^-^; |