『詐欺メールに付き物』「ワードサラダ」とは?
ワードサラダは悪意のある証拠
ワードサラダは、フィッシング詐欺メールでよく使われる手法です。

上のメールを見てください。
これはメールの本文をHTML形式からTEXT形式に表示を切り替えたもの。
イエローでマーキング文字列は、HTML形式の際には見えていなかったもので、TEXT形式に切換えると
あぶり出しのように文字が浮き上がってたいわゆる隠し文字で、これを「ワードサラダ」と呼びます。

これらは我々人間にとっては無意味な言葉の羅列でしかありませんが、現在のコンピュータ処理では
ワードサラダと自然文を区別することができないので、ワードサラダを自然文と同等の文章として扱って
しまいます。
そのため、電子メールサーバーなどに設置された迷惑メールを振り分けるフィルタリングソフトの
「スパムフィルター」なども同じで、ワードサラダをその対象と判定することができないために混乱し
フィルタリングの精度は著しく低下させ、それらのフィルタを通過させてしまいます。
このような仕組みでスパムと判定されることを回避できる技術として多く用されています。

 

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