これは会社の代表メールアドレスだって… 先日、Amazonを騙った「こんなエントリー」をご紹介しました♪ 全く同じ「お支払い方法の情報を更新してください」という件名で内容の違う 「詐欺メール」が来ましたので改めてご紹介をw まず、最初に言っておきますが、受信したメールアドレスは会社の代表アドレスです。 常識的に考えて会社の代表アドレスをアマゾンの会員登録にする人っていますか? って話(笑) じゃ、今日も調べていきます! 差出人:「Amazon.co.jp <info@theeventplan.co.uk>」 毎度毎度ですが、お金を扱うAmazonのようなセキュリティーに厳しいECサイトの 送信元のアドレスに「theeventplan.co.uk」のようなものはあり得ません! 特に”uk”でしょ?”uk”ドメインってイギリスだよね確か… 日本のAmazonがukドメインってどうよ!? 怪しいメールを受け取った際は必ず送信者のドメインをご確認ください。 今回も貼っておきますが、Amazonが送信に利用しているドメインの一覧はこちら。 ヘルプページに記載されていますのでご確認ください。 件名:「[spam] お支払い方法の情報を更新してください」 SPAMスタンプが押されています。 「以前ご紹介したエントリー」とタイトルは同じ。 ですが、中身は別物。 何やらグチャグチャ書いてありますよ。 プライムの更新って自動でしょ? 本文の内容を見ていきましょう。 Amazonプライムには確かに有効期限はあります。 でも、通常は自動更新ですよね? 色々お調べ下さってありがとうございます。(笑) でもね、クレジットカードもアマゾンで去年作ったものなのでこんなに早く 有効期限が切れるはずがありません! この文章、所々に半角スペースが入れてあるのに気づきました? 見易くするため? ワードサラダ? それとも自動翻訳の癖?…さて?? 表示をプレーンテキストに切替えると黄色いリンクボタンのURLが見えてきますよ。 「jp-ama-z-one-po-w-er.live」なんてドメイン、わざわざ取得したんでしょうね… 因みにリンク先は規制されたんでしょうか?それともトンズラしたのでしょうか? 繋がりませんでした。 怪しいメールはヘッダーを確認する 怪しいなと思った時はメールの設定からヘッダーを全て表示させてみて下さい。 このメールの送信元のアドレス。 差出人では「info@theeventplan.co.uk」なんて書いてありますが、Message IDを確認すると。 見難いですがドメインは「uk0.bigv.io」 “io”なんてあまり見かけませんが調べてみると、イギリス領インド洋地域(Indian Ocean Territory)に 割り当てられているドメインだそうです。 このようにあまり見かけないドメインは危険なしるし。 注意しなければなりません。 このドメインから導き出した地域は… やはりイギリスでした。 いや~最近の「詐欺メール」もグローバルですね(笑) 会社の代表メールなんてWeb上に無防備に晒してるんでこういった奴らの 標的にされやすいですよね~ 仕方ありません… いつもの事ですが、ユーザーログインが必要となる内容のメールはまず疑ってください。 そして相手先のメールアドレスや”Message ID”をよく確認しタイトルや内容に反した ドメインだった場合は間違いなく詐欺です、何もせずに削除しましょう! もし、心当たりがあり心配な場合はメールにあるリンクを使わずブックマークや スマホアプリなどを使ってログインし内容を確認してください。 くれぐれもメールからリンクを辿らないようにしましょう! 迷惑メール相談センターへ通報します では最後に、受信者の責任として受け取った「迷惑メール」を通報。 「迷惑メール相談センター情報提供ページ」にある メールアドレス(meiwaku@dekyo.or.jp)宛に「ヘッダーをすべて表示させた」状態で転送します。 はい、お疲れ様でした (^^♪ |