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『詐欺メール』「Amazon.comからのEメール – アマゾン」と、来た件

おかしな件名だこと
※ご注意ください!
当エントリーは迷惑メールの注意喚起を目的とし、悪意を持ったメールをご紹介しています。
このようなメールを受け取っても絶対に本文中のリンクをクリックしてはいけません!
リンク先は正規サイトを模した完全コピーした偽サイトで、フォームにアカウント情報を
入力させアカウント情報を詐取します。
ですから被害に遭わないために絶対にリンクはクリックせず、どうしても気になる場合は
ブックマークしてあるリンクを使うかスマホアプリを
お使いになってログインするよう
心掛けてください!
 

ドメインに大文字って?!

今回のブログエントリーで、スパムメール系のエントリーが595エントリー目。
いよいよ600が目前に迫ってきました。
しかしものすごい勢いで増えてきていますね。
それだけ迷惑なメールが多いと言うこと…(;^_^A

さて、今朝ご紹介したいのがこちらのメールです。

書いてある内容は、いつも通りの内容です。
件名をちょいちょい変えてくるので同じ内容でもご紹介させていただきます。

ではまずプロパティーから。
件名は
「[spam] Amazon.comからのEメール – アマゾン」
おかしな件名ですよね。(笑)
“[spam]”が付けられているので、うちのサーバーでは迷惑メールと判断されています。

差出人は
「Amazon.co.jp <info@Amazon.co.jp>」
もちろん大嘘なんで偽装されています。
それにしても見たことあります?ドメインに大文字って…(^-^;
見たことありませんよね?
それに件名は”Amazon.com”って書いてあったのに差出人は”Amazon.co.jp”って…
どっちからのメールなの?
かなり血迷ってますなぁ(笑)


メールの「脅威レベル」は「高」

ではこのメールをヘッダーソースから調査してみます。
ソースから抜き出した「フィールド御三家」がこちらです。

Return-Path: 「<info@Amazon.co.jp>」

Return-Path”は、このメールが何らかの障害で不達に終わった際に返信される
メールアドレスです。
一般的には、差出人と同じメールアドレスが記載されますが、ここは誰でも簡単に
偽装可能なフィールドなのであてにできません。

Message-ID:「<20211016022701062541@Amazon.co.jp>」

Message-ID”は、そのメールに与えられた固有の識別因子。
このIDは世の中に1つしかありません。
”@”以降は、メールアドレスと同じドメインか若しくはデバイス名が入ります。
ここも偽装可能で鵜呑みにはできません。

Received:「from Amazon.co.jp (unknown [111.35.59.54])」

Received”は、このメールが通過してきた各受送信サーバーが自身で刻む
自局のホスト情報です。
ここに掲げた”Received”はこのメールが最初に通過したサーバーのもの。
すなわち、差出人が使った送信サーバーの自局情報。
記載されている末尾の数字は、そのサーバーのIPアドレスになります。

では、このIPアドレスを使ってそのサーバーの位置情報を拾ってみましょう!

IPアドレスの危険度まで表示してくれるIPアドレス調査サイト見つけたんで、ちょっとお力を
お借りしてみました。
このIPの割り当て地は「中国・山東省・済南」とされています。
これは、このメールを送信したサーバーの位置情報です。
「脅威レベル」は「高」で、「脅威の詳細」は、サイバーアタックの攻撃元で、
「攻撃対象」はメールと出ています。

アマゾンがこんな地域にあるメールサーバーを使いますかね? 使いませんよね(笑)


「amazon」じゃなくて「amazom」だって

では、本文に付けられたリンクの情報を確認していきます。
そのURLがこちらです。

相変わらず中国のトップレベルドメインですね。(;^_^A
それになんでか知らないけど、いつもペルをちょこっといじって来るんだよね。
「amazon」じゃなくて「amazom」だって(笑)

この”amazom.oeuzcz.cn”ってドメインを検索してみた結果がこちら。

よく見かける、日本ではあまり見かけない漢字で3文字の氏名の方。

そしてドメインを割当ててるIPアドレスの所在地はこちらです。

「アメリカ・ミシシッピ州・エクルー」と出ました。

リンク先は例によってアマゾンのログイン画面が表示されました。


まとめ

毎度、毎度、同じ内容で件名だけ変えてくるフィッシング詐欺メール。
ウザいですね~
それに詐欺メールに中国ドメインってのは切っても切れないんでしょうか?
ほんと多いですね詐欺メール。
ブログエントリーが増えるのはありがたいのですが…(^^ゞ

いつものことながら、誤字・脱字・意味不明がありましたらお許しください(^-^;


こういった詐欺まがいのブラッキーなメールは、本文中のリンクをクリックしないことが大切!
そしてOS付随のセキュリティーは充てにせず、必ず自身でセキュリティーソフトを導入し
防御することが大切です。
丸腰の方、躊躇しないで「ポチっ」としてご安全に!(*^^*)

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