【詐欺判定】カゴヤを騙る「メール有効期限アラート」詐欺メールのIP・ドメイン解析

【調査報告】最新の詐欺メール解析レポート

独自ドメイン調査およびインフラ解析結果

 

■ 最近のスパム動向


今回ご紹介するのは「カゴヤ・ジャパン」を騙るメールですが、その前に最近のスパムの動向について解説します。2026年現在、特定のサービス利用者のドメインを件名や送信者名に自動挿入する「標的型に見せかけた自動生成スパム」が主流となっています。これは、受信者に「自分宛の正当な通知だ」と誤解させるための巧妙な罠です。

 

件名 [spam] メール有効期限アラート 2026-02-18, 오전 10:04
「[spam]」の理由 サーバーのセキュリティフィルターが、このメールの送信元や構造を「既知のスパムパターン」と合致したと判断し、強制的に付与した識別子です。
送信者 (From) “KAGOYA abcdef.jp SERVICE" <t-take@ymghp.jp> ←「abcdef.jp」は受信者のドメインを盗用
ドメイン盗用 表示名に含まれる「abcdef.jp」は受信者のドメインを盗用したものです。実際の送信アドレス「ymghp.jp」はカゴヤとは一切関係ありません。
受信日時 2026-02-18 10:04

 

■ メールのデザイン(忠実再現)

※できる限り忠実に再現していますが、本物の詐欺メールとデザインが異なる場合もあります。

重要なセキュリティに関するお知らせ

現在のパスワードを引き続き使用し、ログインの中断を回避するには、今すぐパスワードを再入力してください。以下のいずれかのボタンをクリックしてすぐに確認してください。

 

同じ言葉を続けて 6か月間スキップ

 

有効期限保留中
製品: administrator 関連製品名: abcdef.jp 有効期限: 7日間

 

■ Received (送信元情報) の解析

送信元IPアドレス 211.119.252.125 (これは送信に利用した情報であり、信頼できる送信者情報です)
ホスト名 WIN-MA1KSKNRKH8 (攻撃者が管理するWindowsサーバー)
設置国 Korea, Republic of (韓国)
回線詳細解析 https://ip-sc.net/ja/r/211.119.252.125

 

■ リンク先ドメイン・サイト解析

偽装URL https://sistema.radcare.com.br/f●●quota/jp.html#…(伏字含む)
ブロック状況 ウイルスバスター、Googleセーフブラウジングにより既に「危険」と判定され、遮断されています。
ドメイン名 radcare.com.br
IPアドレス 177.103.132.31
ドメイン登録日 2025年12月15日 (作成日) / 2026年02月10日 (最終更新)
最近である理由 本物のサービス提供会社は10年以上の運用実績があるドメインを使用します。登録から数ヶ月、あるいは直近で更新されたドメインは、攻撃者がこの詐欺のために用意した、または休眠ドメインを乗っ取った典型的な証拠です。
サイト回線情報 https://ip-sc.net/ja/r/177.103.132.31

 

■ 詐欺サイトの画像(リンク先の状況)

誘導先は、以下のような偽のログインページとなっています。

 

■ 注意点と対処法


今回の検体は、ロゴの使用や受信者情報の挿入など、非常に「本物らしく」見せる工夫が凝らされています。しかし、送信ドメインやリンク先のドメイン登録日を確認すれば、容易に不正を見抜くことができます。

対処法: メールを即削除し、カゴヤ公式ページ以外でパスワードを入力しないでください。
比較: 過去の事例と比較しても、今回は「日本語の不自然さ(同じ言葉を続けて 等)」が際立っています。

カゴヤ・ジャパン公式 注意喚起:フィッシングメールにご注意ください