【危険】『【重要】配達できませんでした – 緊急対応が必要です』は偽物、実例と見分け方
送信元ドメイン・URL・IPアドレスを確認したところ、正規メールではありません。
絶対にリンクをクリックしないでください。
いつもご覧くださりありがとうございます!
できる限り分かりやすく説明していいます。
最後までお読みいただても5分~10分程度ですのでごゆっくりご覧ください。
前書き
昨日も受信したメールの半数程度がAmazonを騙るものでしたが、今朝もその流れは納まらずダラダラと送られ続けています。
今回は、そんな「Amazon」に成り済まし「配達についてご連絡」とするメールのご紹介となります。
では、詳しく見ていくことにしましょう。
あっと、その前に!
これらのメールは開いただけなら被害に遭うことはありませんので先にお伝えしておきますね!
以下、そのメールです。
※テキストだけコピペしてありますので、性質上文字化け等はご容赦ください。
またリンクのURLは直リンク防止のため文字を一部変更してあります。
メール本文
ここから本文
↓↓↓↓↓↓
件名:[spam] 【重要】配達できませんでした – 緊急対応が必要ですNo.96117669
送信者: “Amazon" <server@signintowin.com>
送信日時:2026年01月21日(水) 23:53:47
お客様のご注文(注文番号:874-5874124-8745214)は、
本日(2026年1月21日)の配達を試みましたが、
ご不在のためお届けできませんでした。
配達員は配達通知票を投函いたしましたが、
本日中に対応がない場合、荷物は発送元に
自動返送されることがあります。
▼ 今すぐ対応する(ログインが必要です)
※ ログイン後、「注文履歴」から対応可能です
※ このメールは自動送信されています。ご返信いただいても回答できません
本文ここまで
※本記事は注意喚起目的で掲載しています
端的に言って、これは高い確率でフィッシング詐欺メールの類です。
その理由と対処法を整理します。
不審・危険なポイント
- 送信元メールアドレス
送信者が “Amazon" となっていますが、実際のアドレスが <server@signintowin.com> となっており、Amazonの公式サイト(amazon.co.jp)とは無関係なドメインです。 - 異常に強い「緊急性」の煽り
「本日23:59まで」「今すぐ対応しないと返送」「緊急対応が必要」とこれらの言葉はフィッシングの典型手口です。
Amazonは数分〜数時間以内の対応を強制しません。 - 日本語の不自然さ
文面は整っていますが、深夜(23:53)に「本日中に対応しないと返送する」という連絡が来ることは通常ありません。 - 実際のAmazonの配達フローと違う
「本日中に対応がない場合、自動返送」なんてことは現実にはありえません。
不在票が入っているなら、配送業者(ヤマトや日本郵便等)が再配達を管理します。
推奨される対応
- リンクを開かない: 偽のログイン画面に誘導され、パスワードやクレジットカード情報を盗まれる恐れがあります。
- 公式サイトから確認する: 本当に注文状況が気になる場合は、メールのリンクからではなく、ブラウザのブックマークや公式アプリから直接Amazonにログインし、「注文履歴」を確認してください。
- メールを削除する: 確認が終わったら、このメールは削除して無視してください。もし既にリンク先で情報を入力してしまった場合は、すぐにAmazonのパスワードを変更し、クレジットカード会社に連絡することをお勧めします。
件名の見出しを確認
この件名の見出しには”[spam]”とスタンプが付けられているので迷惑メールの類です。
このスタンプはスパムスタンプと呼ばれるサーバーからの注意喚起で、これが付いている
ものは全て迷惑メールと判断されたもの。
うちのサーバーの場合注意喚起だけですが、例えばGoogleのGmailサーバーの場合だと
否応なしに「迷惑メール」フォルダーに勝手に保存されるような仕組みもあります。
メールのヘッダー情報を確認
では、送信者の素性が分かるメールヘッダーの「Receivedフィールド」から情報を探ってみます。
こちらがこのメールのReceivedフィールドです。
Received: from signintowin.com (signintowin.com [34.84.19.193])
Received のカッコ内は、送信サーバーが自身で書き込むもので、偽装することはできません。
このReceivedフィールドの末尾にあるIPアドレスからそのロケーション地を「IP調査兵団」で導き出してみると、東京都杉並区付近です。
でもこのロケーションは参考にすぎません。
その理由を簡単に説明しておきます
この解析結果から回線関連情報に「Google Llc」とあった通り、Googleが提供するクラウドサーバーの東京リージョンを借りて送信しています。
そのため、IPアドレスの登録地が東京になります。
東京リージョンは、物理的に複数のデータセンターを抱えていて正確な住所は非公開です。
IPデータベースでは東京都内の代表点(例:杉並区・千代田区・港区など)に丸められるので、確かに東京のどこかからではありますが、東京都杉並区付近は実在の送信者の住所ではなく、単なる代表座標地点であると言えます。
リンク先のドメインを確認
さて、本文の「▼ 今すぐ対応する(ログインが必要です)」と書かれた部分に付けられた詐欺サイトへのリンクですがURLは以下の通りです。
【h**ps://www.kygw274.xyz/index】
(直リンク防止のため一部の文字を変更してあります)
ご覧の通り Amazon のドメインとは異なるものが利用されていますから、このサイトは公式サイトではありません!
それにこのURLって1つ前のブログでご紹介したリンク先と同じですね。
【危険】『【重要】Primeの定期更新についてのお知らせ』は偽物!実例と見分け方
であればここで説明する必要はありませんね。
必要でしたら、リンク先に関しては上のリンクをご参考にご確認ください。
まとめ
メールの文面や送信者のメールアドレスとリンク先のドメインが「Amazon」のものと異なるのでこのメールを詐欺メールと判定いたしました。
恐ろしいことに、今、こうしている間にも大量のフィッシング詐欺メールが発信されたくさんのフィッシング詐欺サイトが作られ消滅していきます。
次から次に新種のメールが届くので常に意識して被害に遭わないようご注意ください。
いつものことながら、誤字・脱字・意味不明がありましたらお許しください(^-^;