『詐欺メール』三井住友カードから「ご利用確認のお願い」と、来た件

『詐欺メール』三井住友カードから「ご利用確認のお願い」と、来た件

ハッピーハロウィン!🎃
!ご注意!
当エントリーは迷惑メールの注意喚起を目的とし、悪意を持ったメールをご紹介ししています。
このようなメールを受け取っても絶対に本文中にあるリンクをクリックしないでください!
リンクは当該サイトを装った偽サイトへ誘導で、最悪の場合、詐欺被害に遭う可能性があります。
ですから絶対にクリックしないでください!
どうしても気になると言う方は、ブックマークしてあるリンクを使うかスマホアプリを
お使いになってログインするように心掛けてください!


メールアドレスだけで分かる迷惑メール

最近ホントSMBC系を騙るなりすましメールが多い事多い事(汗)
またもやメールサーバーに迷子メールとしてこんなメールが残されているし。

このところのSMBCのなりすましメールはどうも「昨今の第三者不正利用の急増」と
「不正利用監視システム」ってのがお好きなようで…(笑)

これまでは、メールアドレスもきちんと?偽装してたのに今回はあからさまにと言うか
正々堂々と「”三井住友Vpass” <isr@bbmaqbywf.asia>」とめちゃめちゃなあり得ない
アドレス付けて送ってきています。
どんな意図があるのか知りませんが、これ見ただけでブラックなメールって判りますよね?

それにメール自体もいつものSMBCのイメージカラーである緑を使わずに味気の無い
質素な文章のみのメールになってます。
やはり、面倒臭くなってきたのでしょうか?(笑)

では、色々とウソを暴いていきましょう♪


メールヘッダーに残された事実とは?!

メールのヘッダーソースから色々と調べていきますね。
まずエラーメール返信に使われる”Return-Path”フィールドには「isr@bbmaqbywf.asia」と
発信元のメールアドレスと同じものが記載されています。
また”Message-ID”にも同じ「@bbmaqbywf.asia」ってドメインが刻まれています。

ところが、サーバーを通過する際に自動で刻まれる”Received”フィールドの時系列の一番
古いフィールドを見ると、このような記載になっています。
「 (v150-95-221-55.ydvw.static.cnode.io [150.95.221.55])」
”Received”フィールドの時系列の古いものが差出人の情報になるので、このIPアドレスが
犯人の居場所。
それにこの”static.cnode.io”ってドメインはフィッシング詐欺メールのご常連(笑)
居場所はここです。

 

では、先ほどのメールアドレスに使われてる”bbmaqbywf.asia”ってドメインは本物なのか?

「No match for domain “BBMAQBYWF.ASIA”」とあるのでウソみたいですね(;^ω^)


では今度はメールに記載されているリンク先のURLから調べてみます。
そのリンク先のURLはこちら。

これも同じように調査してみると…

どこまで本当の情報か分かりませんが、中国から昨日10月30日に1年契約で登録されています。
そして、このドメインは”91.195.241.136”ってIPアドレスに割当てられているようで所在の
所在はドイツのケルンと言う街が推定されました。

現在もリンク先の偽サイトは稼働中です。
そのサイトを運営しているサーバーがドイツのケルンにあることがこれで分かりましたね。


今回の調査では、三井住友銀行のメールが実在しないドメインを使ったメールアドレスから
送信られてきており、そのメールに貼られたウェブサイトのリンク先アドレスのドメイン
登録者が中国人。
そしてそのウェブサイトを動かしてるサーバーがドイツあるなんて…
こりゃどう考えてもおかしいでしょ!?
ま、件名にあるように[spam]って追記されているのでメールサーバーでは既に悪意のある
メールだって証明されていますがね(笑)

こういったメールがもの凄く多くなっていますので皆さんくれぐれもお気を付けて!


 

こういった詐欺まがいのブラッキーなメールは、本文中のリンクをクリックしないことが大切!
そしてOS不随のセキュリティーは充てにせず、必ず自身でセキュリティーソフトを導入し
防御することが大切です。
丸腰の方、躊躇しないで「ポチっ」としてご安全に!(*^^*)

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