★フィッシング詐欺解体新書★ | ||||||
スマホやタブレットが普及し増々便利になる私たちが生活する世の中。 それに比例して増えてくるのが悪質な詐欺行為。 このブログエントリーは、フィッシング詐欺メールの注意喚起拡散を目的とし 悪意を持ったメールを発見次第できる限り迅速なご紹介を心掛けています。 もし気が付かずに詐欺サイトログインしてしまった場合は、まず落ち着いてできる限り早く パスワードの変更やクレジットカードの利用停止を行ってください。 | ||||||
タイの銀行が電子署名を求めてきた?!いつもご覧くださりありがとうございます! またなんだかさっぱりよく分からない不気味なメールが届きました。
『契約書/請求書の支払い』なる書類に意見と署名を添えて確認するように書かれています。
タイに本社を置く『カシコーン』と言う銀行で、日本にも拠点があるようですね。 これはAdobe Acrobat Signからのメールではない送信者として記載されているメールアドレスのドメイン(@より後ろ)は”ma.pikara.ne.jp”
『pikara.ne.jp』ってもしかして、四国電力グループが光インターネットを提供している『ピカラ光』のドメインじゃない? やっぱりです。 STNetのユーザーが栃木県小山市から送信では、送信者の素性が分かるメールヘッダーの『Receivedフィールド』から情報を探ってみます。
ほらほら、ここには全然異なる『osmta0003.stnet.ne.jp』なんてまた別のドメインが記載されていますよ。 このドメインについて再び『Grupo』さんで調べてみます。 割当てているIPアドレスがReceivedフィールドのものとぴったり一致しているので、差出人のメールアドレスのドメインであることは間違いないようです。 先程のReceivedフィールドの末尾にあるIPアドレスからメールの発信地を導き出してみると、『栃木県小山市』付近であることが分かりました。 サイトはワードプレスで作成されたActive!mailの偽サイトさて、本文の『確認して署名』と書かれた部分に付けられた詐欺サイトへのリンクですがURLは以下の通りです。 ひとまずは先程と同様に『Grupo』さんでこのドメインの情報を取得してみます。 このドメインは、アイスランドのレイキャビックの方が、米国のレジストラ『Namecheap』を介して取得されているようです。 割り当てているIPアドレスからそのロケーション地域を調べると、オランダの『アムステルダム』付近であることが分かりました。 リンクを辿ってみると、このようなページが開きました。 あれれ? | ||||||
まとめ恐ろしいことに、今、こうしている間にも大量のフィッシング詐欺メールが発信されたくさんの いつものことながら、誤字・脱字・意味不明がありましたらお許しください(^-^; |