★フィッシング詐欺解体新書★ | |||
スマホやタブレットが普及し増々便利になる私たちが生活する世の中。 それに比例して増えてくるのが悪質な詐欺行為。 このブログエントリーは、フィッシング詐欺メールの注意喚起拡散を目的とし 悪意を持ったメールを発見次第できる限り迅速なご紹介を心掛けています。 もし気が付かずに詐欺サイトログインしてしまった場合は、まず落ち着いてできる限り早く パスワードの変更やクレジットカードの利用停止を行ってください。 | |||
どうして日本郵政が私のメールアドレスを知っているの?いつもご覧くださりありがとうございます! 件名に『!』の付いた日本郵政からのメール。
『大切なお客様へ』から始まるこのメール、読んでいくと文章の違和感を感じます。 この件名には”[spam]”とスタンプが付けられているので迷惑メールの類です。 末尾に記載のあるなんとも違和感のある『日本郵政チーム』
だって…(笑) 日本郵政の公式ドメインは当然偽装送信者として記載されているメールアドレスのドメイン(@より後ろ)は”japanpost.jp” では、送信者の素性が分かるメールヘッダーの『Receivedフィールド』から情報を探ってみます。
このReceivedフィールドの末尾にあるIPアドレスからメールの発信地を導き出してみると、ロサンゼルス付近であることが分かりました。 果たして日本郵政がわざわざロサンゼルスから荷物に関するメールを配信するでしょうか?(笑) 詐欺サイトでは再配達料ではなく確認手続き手数料を求められたさて、本文の『住所を更新する』と書かれた部分に付けられた詐欺サイトへのリンクですがURLは以下の通りです。 『aWebAnalysis』さんでこのドメインを割当てているIPアドレスを取得してみます。 このIPアドレスからそのロケーション地域を調べると、詐欺サイトではありがちなカナダの『トロント市庁舎』付近であることが分かりました。 リンクは、Googleからブロックされたものの解除して進むとこのようなページが開きました。 日本郵政の偽サイトですね。 でもこのサイト内に書かれている日付は2025/01/20と食い違いますよね。 『住所を更新』ってボタンで次のページに進むと、氏名と住所などの個人情報を求められました。 適当に入力して先に進むと、案の定クレジットカード情報を詐取するために確認手続き手数料として100円の徴収を求められました。 当然入力してしまうと、それらの情報は詐欺師に知られることとなり詐欺被害に遭うことになります。 | |||
まとめ恐ろしいことに、今、こうしている間にも大量のフィッシング詐欺メールが発信されたくさんの いつものことながら、誤字・脱字・意味不明がありましたらお許しください(^-^; |