『詐欺メール』「 [重要]:お客様のプライム 会員資格がキャンセルされます」と来た件

今週は新種が多いこと…
!ご注意!
当エントリーは迷惑メールの注意喚起を目的とし、悪意を持ったメールをご紹介ししています。
このようなメールを受け取っても絶対に本文中にあるリンクをクリックしないでください!
リンクは当該サイトを装った偽サイトへ誘導で、最悪の場合、詐欺被害に遭う可能性があります。
ですから絶対にクリックしないでください!
どうしても気になると言う方は、ブックマークしてあるリンクを使うかスマホアプリを
お使いになってログインするように心掛けてください!


怪しいメールはヘッダーソースまで確認

なんか9月に入った途端に新種のフィッシング詐欺メールが多くなった気がします。
と言っても書いてある内容はお決まりのパターンなんですけどね^^;

今回ご紹介する詐欺メールはメールサーバーに残されてた迷子メールの中の1つです。

差出人:「Amazon.co.jp」
でも、ヘッダーソースにある”Return-Path”には”***@uxjoehc.mobi”と記載されていて
”Message ID”にも”@uxjoehc.mobi”が使われているので、このメールアドレスは
偽装アドレスなのが分かります。

件名:「[spam] [重要]:お客様のプライム 会員資格がキャンセルされます」
サーバーのセキュリティーでしっかりと”[spam]”ってスタンプ押されていますので
詐欺メールなのが分かりますね。

この差出人のメールアドレスに使われている”.mobi”ってドメインですが「mobile」の
略で、モバイルを意味するトップレベルドメイン。
どうやら格安で流通しているみたいなので使い捨てドメインとしてブラックな手段に
使われがち。

このようにあまり見かけないドメインを使ったメールは要注意です。
特にショップ系メールの場合は、ヘッダーソースまでしっかり目を通すこともこういった
ブラックメールを見分ける重要なポイントです!


最後にやっちゃってる?!

この手のメールってほとんどが、カードでの支払いが上手くいかなかったからウェブサイトで
支払方法を再登録しろってパターンです。

で、今回のもそれ系。

まずいつも書くように本文に宛名がありません。
このように大切な通知で宛名が無いのは不自然。

本文をツラツラと読み進んでもそれほど違和感の感じない無い内容ですね。
でも、最後までくると突然ミスが露呈します(笑)

Amazon.はアマゾンが運営しています。Amazonプライム会員規約はこちらをご覧下さい。

”Amazon.はアマゾンが運営しています”って…なんか無理やり本物感出そうとしてる感(笑)
でもって”Amazonプライム会員規約はこちらをご覧下さい”とあるんだけど、”こちら”って
どこよ?

で、究極で最大のミスは文末のこの一行!

注意:本通知メールは送信専用アドレスで送信しており

なんかもうどうしようもない事やっちゃってますね…(;^_^A
どうしてこんな中途半端な所で切っちゃったんでしょうか?!
こういうところが…アホですよねぇ~(笑)

本文の中程にある”お支払い方法を再登録”ってところが偽サイトへのリンク。
これは絶対に押してはいけないところ!!
そのURLはこちら(画像ですのでクリックしても大丈夫です)

訪問してみるといつもの偽サイトログイン画面が表示されました。

この先は言うまでも無く、個人情報を入力させた後クレカの情報を入力させて
最後は正規Amazonのトップページを表示させて終了です。








 

こういった詐欺まがいのブラッキーなメールは、本文中のリンクをクリックしないことが大切!
そしてOS不随のセキュリティーは充てにせず、必ず自身でセキュリティーソフトを導入し
防御することが大切です。
丸腰の方、躊躇しないで「ポチっ」としてご安全に!(*^^*)

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