『エポスカード』を騙る3つのメールを検証 | |
多分あなたは、このメールに不信感を持ち検索されてここにいらっしゃった方かと思います。 ご心配でご不安したよね? でもご安心ください、このメールは、詐欺メールですから削除してしまって結構です! これでほっとされたのなら、お役に立てて何よりです。 このメールについて更にもっと詳しく知りたいと言う奇特な方、恐らく10分以内に読み終われると思いますので、お時間が許しましたら最後まで是非お読みください。 スマホやタブレットが普及し増々便利になる私たちが生活する世の中。 | |
他人のメールアドレスを騙りいつもご覧くださりありがとうございます! 私はいつもPC用のメールソフト『Thunderbird』とウェブメーラーの『Active!Mail』を利用して仕事用とプライベート用のメールの受送信を行っているのですが、今日はその両方に『エポスカード』からとされる複数のメールが届きました。 1通目 2通目 3通目 1通目がPCのThunderbirdで受信したもので、下2つがActive!Mailで受信したもの。 試しにこれらのリンク先を辿ると、どれもリダイレクト(自動転送)され、本物の『エポスカード』のオフィシャルサイトにつながるように仕組まれています。 やっぱりどれも同一犯の仕業では、送信元の情報を確認できるヘッダーソースにある”Received”からそれぞれの送信者情報を調べてみることにします。
ここに掲げた”Received”は、ヘッダー内に複数ある”Received”の中で時系列が一番古いもので 末尾の4つに区切られた数字の集まりはIPアドレスと呼ばれるいわばインターネット上の住所や電話番号で同じ数字の集まりは世界中に1つしかありません。 ”Received”の前半のドメイン部分は、往々にして偽装されていることが多いものですが、末尾のIPアドレスは送信者のデバイスに割当てられたもので偽装することができません。 これを見れば一目瞭然! このIPアドレスは、差出人が利用したメールサーバーの情報でこれを紐解けば差出人の素性が見えてきます。 代表地点として地図に立てられたピンの位置は、香港の上環(Sheung Wan)付近。 但し、これらのメールは、恐らく乗っ取った世界中にあるデバイスを使って送信されているため同じ差出人でも時によっては別の国から発信されているものもあり奴らの居場所を特定することは非常に難しくなっています。 まとめこれらのメールに騙されることなく特に件名の見出しに[spam]など迷惑メールと判断されているものは、本文を読むことなく削除しましょう。 いつものことながら、誤字・脱字・意味不明がありましたらお許しください(^-^; |
『詐欺メール』エポスカードから『アカウントセキュリティ』に関するメールが複数届いた件
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