レンタルサーバーやホスティングサービスユーザーを乗っ取る | ||
多分あなたは、このメールに不信感を持ち検索されてここにいらっしゃった方かと思います。 ご心配でご不安したよね? でもご安心ください、このメールは、詐欺メールですから削除してしまって結構です! これでほっとされたのなら、お役に立てて何よりです。 このメールについて更にもっと詳しく知りたいと言う奇特な方、恐らく10分以内に読み終われると思いますので、お時間が許しましたら最後まで是非お読みください。 スマホやタブレットが普及し増々便利になる私たちが生活する世の中。 | ||
『カゴヤ・ジャパン』ユーザー対象いつもご覧くださりありがとうございます! 今回のメールは、『カゴヤ・ジャパン』と言う特定のレンタルサーバーやホスティングサービスユーザーに特化したものとなります。 そのメールと言うのがこちらです。 メールの中に、私のメールアカウント名(@より前)がくどいくらいにいくつも書かれたこのメールは私が契約しているホスティングサービスの『カゴヤ・ジャパン』さんを騙ったものです。 一度限りと書いてある割に、同じメールが合計4通。 では、このメールを解体し詳しく見ていきましょう! 件名は『Kagoyaのプライバシーポリシーに同意するためのリマインダー09/02/2024 05:54:41 pm』 末尾にある日時は、恐らくこのメールを送信した現地時刻。 差出人は『support@karakulakasm.com』 カゴヤ・ジャパンさんが利用するドメイン(@より後ろ)には必ず”kagoya“が付いています。 差出人の本当のメールドメインは?では、このメールが悪意のあるメールであることを立証していきましょうか!
ここに掲げた”Received”は、ヘッダー内に複数ある”Received”の中で時系列が一番古いもので ほらほら、また新たに”alma.blnmyn.com”なんて全然違うドメインが顔を出してきました。 末尾の4つに区切られた数字の集まりはIPアドレスと呼ばれるいわばインターネット上の住所や電話番号で同じ数字の集まりは世界中に1つしかありません。 ”Received”の前半のドメイン部分は、往々にして偽装されていることが多いものですが、末尾のIPアドレス”136.243.226.243”は送信者のデバイスに割当てられたもので偽装することができません。 では、IPアドレスについて『Grupo』さんで調べてみます。 ”Received”に記載されているIPアドレスは、差出人が利用したメールサーバーの情報でこれを紐解けば差出人の素性が見えてきます。 このIPアドレスを元に割り出した危険度は『脅威レベル:高』 代表地点として地図に立てられたピンの位置は、ドイツにあるフォクトランドと言う街付近。 詐欺サイトは無防備に放置中では引き続き本文。
このメールは詐欺メールですから詐欺サイトへのリンクが付けられています。 ん~、『疑わしい』との事。 このURLで使われているドメインは”pub-050c5ef8bd4641ffaab3d72af1abda18.r2.dev” このドメインを割当てているIPアドレスは”104.18.3.35” 代表地点として地図に立てられたピンの位置は、詐欺サイトの定番地『トロント市庁舎』付近。 『Nortonセーフウェブレポート』での危険度評価からすると、リンク先の詐欺サイトは、どこからもブロックされることなく無防備な状態で放置されていると思われます。 はいっ、案の定あっさりと開きました。 カゴヤ・ジャパンさんの詐欺サイトではよく見掛ける『Active!Mail』というウェブメーラーの偽ページです。 ここに情報を入力してログインすると、その情報が詐欺師に渡りカゴヤ・ジャパンへのログイン情報が詐取され乗っ取られることになります。 まとめ恐ろしいことに、今、こうしている間にも大量のフィッシング詐欺メールが発信されたくさんの いつものことながら、誤字・脱字・意味不明がありましたらお許しください(^-^; |
『詐欺メール』カゴヤジャパンから『Kagoyaのプライバシーポリシーに同意するためのリマインダー』と、来た件
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